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銀の抗菌のメカニズムとは?効果は?規制とは?

   

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最近は、町のあちこちで、「抗菌」の文字を
良く見かけるようになりましたね。

結構、気にされる方も多いので、
「抗菌」も最近は市民権を得てきたようです。

抗菌と言えば、銀と言われるほど人気ですが、
「なぜ銀に抗菌作用があるのか?」を
理解されている方は少ないです。

「銀の抗菌のメカニズムは、イオンが関係する!」
と聞きますが、本当に、そうなのか?

何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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銀の抗菌のメカニズムとは?

基本的に、
銀の抗菌のメカニズムは、
水に溶け出した銀イオン(Ag+)が、
細菌などの細胞内に取り込まれ、
細胞内の酵素の阻害を引き起こし、
細菌を死滅させることによります。

ところで、
金属は、カルシウム、マグネシウムなどの軽金属と、
銀、銅、鉛などの重金属に分類できます。

一般的に、
軽金属は、生命活動に不可欠な物質が多く、
重金属は、生命にとって猛毒になる物質が多い
ことがわかっています。

本来、金属は砂糖や塩のように、
簡単に水に溶けることはできません。

しかし、水道水に暫く浸しておくと、
水道水に含まれている塩素の影響で、
「イオン」という状態に変わって、
水に溶けるようになります。

銀の場合は、溶ける物質は銀イオンになります。

こうしてできた水に、細菌やウィルスなどの微生物が、
繁殖できないのは、溶けた「銀イオン」が、
それらの細胞内に入り込み、酵素を阻害して、
死滅させてしまうからです。

銀は、「銀イオン」の形で「銅イオン」よりも
およそ10倍強い猛毒となります。

これが今流行のデオドランドスプレーの殺菌力の秘密です。

ただし、銀は銅に比べて、イオンになりにくい性質がある為、
水に溶けにくく、そういう面で言うと、銅の方が扱いやすいようです。

銀の抗菌の効果は?

基本的に、
銀の抗菌は、除菌効果(殺菌性)及び消臭効果で発揮されます。

抗菌の人気にあやかり、最近は、
銀イオンを使った色々な商品が販売されています。

いずれの商品も
銀イオンが持つ細胞の代謝を阻害する効果を
使っています。

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 POINT! 

この細胞の代謝を阻害する効果により、
細菌が活動・繁殖できずに殺菌されて、
悪臭を断つことができます。

なお銀イオンは、細菌に対してはごく微量でも殺菌効果を発揮する反面、
人が普段の生活で抗菌製品などを使う分には、体内に取り込まれても
人体に影響はないので、安心して下さいね。

銀の抗菌剤の規制とは?

一般的に、
物質が体内に入る際には、様々な経路を辿ります。

ですから、
銀イオンもご多分に漏れず、体内に入る経路は様々で、
体内への侵入経路によっては、銀中毒(Argyria)を
引き起こすことが稀にあります。
その為、銀製の抗菌製品に含まれる銀の添加物の量は、
検査により規制を受けます。

基本的に、銀イオンの毒性の大きさは、
体内への銀イオンの侵入経路、
すなわち、経口、経皮、経粘膜などの違いにより、
差があります。

口(経口)から銀が侵入した場合は、
消化管の上皮から門脈を通じて、肝臓を経由します。

一方、鼻や舌下、口腔(経粘膜)や、
皮膚表面(経皮)からの吸収の場合、
付近の血管から直接、体内の広範囲に運ばれる為、
その毒性は、経口から銀イオンが侵入した場合に比べて、
上回る場合が多いです。

銀は重金属の一種ですが、
過度に摂取した場合、
銀中毒(Argyria)
を引き起こします。

これは主に、鼻や舌下、口腔(経粘膜)等で侵入した
銀イオンによるものです。

これから言えることは、
銀は、決して無毒性とは言えないということです。

銀イオンは微量で殺菌効果を示します。

銀製の抗菌製品を作る場合は、その製品に対して、
JIS規格の抗菌試験を受けることが
決まっています。

その試験の資料を参考にして、
様々な法律(安全基準)に照らし合わせ、
同時に製品の性能を損なわない量で、
且つ溶け出した銀イオンの濃度が人体に
悪影響を与えない量に、銀の添加量を制限しています。

という訳で、国内で製造された銀製の抗菌製品に関しては、
日常生活上、銀イオンが溶出しても、
人体に悪影響を与えないだけの量の銀しか
添加されていないので、日常的に使用しても、
安全です。

決して銀イオンの毒性を無視しているわけではないので、
安心して下さい。

まとめ

銀の抗菌のメカニズムは、水に溶け出した銀イオンが、
細菌などの細胞内に取り込まれ、
細胞内の酵素に阻害を引き起こし、
細菌を死滅させることによります。

その為、
銀の抗菌には、殺菌や消臭の効果があります。

殺菌効果のみならず、ぬめりも防げるので、
銀製の水回りのグッズや銀食器などがおすすめです。

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