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卒業文集の書き方で小学校の場合は?教師のことは?将来の夢は?

      2019/05/19

3月は卒業のシーズンですね。
今年小学校をご卒業される方、おめでとうございます!

小学校を卒業して、中学生になるのが、
楽しみですね。

でもそんな時悩むのが、
卒業文集の書き方ではないでしょうか。

卒業文集を書く時に、
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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卒業文集の書き方で小学校の場合は?

卒業文集は、今のあなたの気持ちを、
記念に残しておくものです。

誰かの印象に残るかどうかより、
数年後、数十年後に、自分がその卒業文集を
読み返した時のことを想像しながら書くとよいでしょう。

卒業文集を書くコツは以下の通りです。
参考になさって下さい。

 POINT! 

1.まずは、書きたいことを箇条書きで書き出す
  たとえば、
  ・大切な友達のこと
  ・教師から学んだこと
  ・思い出(修学旅行、運動会、他学校行事など)
  ・将来の夢
  ・中学校での目標
  ・お世話になった先生に一言
   (いい思い出がいっぱいできました。ありがとうございました)
  といった具合に
2.抽象的なことは、書かないい
3.実体験に基づき、できるだけ具体的に書く

基本ですが、
5W1H(誰が、どこで、いつ、なぜ、何を、どのように)を
念頭に置いて書きましょう。

いきなり清書せずに、下書きをすることをオススメします。

卒業文集の書き方で教師のことは?

勉強だけでなく体育でも音楽でも何でも良いので、
「自分が苦手、不得手だったことを、教師に指導してもらい、
 最初はいやいや始めたが、次第にそれが苦ではなくなり、
 やがて自ら積極的に取り組むようになり、色々学ぶうちに、
 最終的に得意になった」
ような教師から学んだことを具体的に書きましょう。

たとえば、体育が苦手だったが、教師のご指導のおかげで、
不得手な跳び箱を飛ぶことができるようになったとしたら、

1.練習のこと
  (忘れられない厳しい練習で、根性に自信ができた)
2.体育の教師のこと
  (体育や普段の生活でも指導頂き、精神的に鍛えてくれた)
3.苦しく、辛かったこと
  (練習しても、なかなかうまく跳び箱を飛べるようにならなかった)
4.思い出、感動したこと
  (やっとの思いで跳び箱を飛べた時、クラスの皆が、
   まるで自分のことのように喜んでくれたことこと)
5.これから、どういう自分でありたいかを宣言
  (やればできるプラス思考、ポジティブに物事を考える)

という流れで考えると良いでしょう。

卒業文集の書き方で将来の夢は?

「将来の夢」については、今まで出会った人
(偉人、有名人、先生など誰でもOK)の中で、
「こうありたい」「あんな人になりたい」
と思った事を書き出し、
そうなるためには何をどう努力すべきかを
書けば良いでしょう。

たとえば、あなたの「将来の夢」が、
フランス料理の一流のシェフになることだとすると、

1.目標設定
  私の夢は、フランス料理の一流のシェフになることである
2.理由
  一流のシェフを目指そうと思ったきっかけ
  なぜ、フランス料理なのか?
  なぜ、一流のシェフなのか?
3.目標実現の為の道筋確認
  一流のシェフになる為に、必要な勉強だったり、経験を
  いくつになったら、何をクリアーすべきか、将来への道筋を考える
  たとえば、中学生になったら、◯◯の勉強、経験をしたい
  高校生になったら、料理教室に通い、和食、中華、洋食を
  一通り学ぶ。
  高校を卒業したら、フランスへ留学し、一流のシェフに
  師事し、本場でフランス料理を学ぶ
  25才までに、自分の店を持つなど...。
4.目標達成に向けた宣言

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という流れで考えると良いでしょう。

有名人の小学校の卒業文集

どんな偉人、有名人、先生も誰一人例外なく、
小学校時代を過ごしてきて、卒業文集も書いたはずですね。
そんな気になる有名人の卒業文集を参考にしましょう。

錦織圭さんが、小学校の卒業文集にテニスへの夢について綴っています。
以下に、その全文をご紹介します。

タイトルは、『ぼくの夢』。

<ぼくの夢> 錦織圭

この六年間で一番思い出に残ったことはテニスで日本一になったことです。
練習で一所懸命やった結果が出たと思います。

全国選抜や全国小学生大会、全日本ジュニアの三つの試合で優勝しました。

一試合一試合を「絶対勝つぞ」と思ってやりました。
そして「優勝」までいけた時は、すごくうれしかったです。

ぼくはテニスのラリーが長く激しく続くところが好きです。
いろいろなコースに打ち分け、深く打ったり短く打ったりします。

チャンスボールがきた時、強いボールを打つのが好きです。
決まった時はすごく気持ちがいいです。
このショットがいつも打てるように練習していきたいです。

試合に出ることで友達が増えました。
友達が増えたおかげでいろいろな話をしたりいっしょに練習できたりできます。
それもテニスが好きな一つです。

これからは誰だれにも負けないように、
苦しい練習も絶対にあきらめずに全力でとりくんでいこうと思います。

夢は世界チャンピオンになることです。
夢に向かって一歩一歩がんばっていきます。

出典:産経WEST
   https://www.sankei.com/west/news/140909/wst1409090022-n1.html

次は、羽生結弦さんが、小学校の卒業文集に記した内容です。

スケートと観客への思いを綴っています。
以下に、その全文をご紹介します。

タイトルは、『瞬間』。
羽生結弦さんならではのタイトルですね。

『瞬間』  羽生結弦

ぼくがこの六年間で一番心に残ったことはスケートのことです。
楽しかったこと、くやしかったことなどいろいろ学びました。

ぼくがスケートを始めてから五年がたった四年の時、はじめて全日本へすいせんされました。
初めて出場する全日本、ぼくは、きんちょうよりもワクワクしていました。
「絶対に優勝してやる」と思いながら、いつもよりも練習に励みました。

そして当日。
ぼくの出番はなんと一番。
クラブのみんなに「一番は大変だよ。でもがんばってね」と言われると、
「一番は得意だから大丈夫」と言って、みんなの、そして自分のきんちょうもほぐしました。

「一番、羽生結弦君」という合図と一緒にぼくの演技は始まりました。
ぼくは何も考えずに無我夢中になって精一杯自分の演技をしました。
ふっと気付いたら最後のポーズを終えた瞬間、大勢の観客から大きなはく手をもらいました。
あの瞬間は今だ忘れてはいません。
とてもうれしかったです。
そして「観客に感謝したい」と初めて思いました。

ぼくはこの大会で「観客に感謝したい」という気持ちを学びました。
これからもスケートを続けていろいろなことを学んでいきたいです。

出典:河北新報
   https://www.kahoku.co.jp/special/worksheet/pdf/20140519.pdf

まとめ

卒業文集は、今のあなたの気持ちを、
記念に残しておくものです。

卒業文集は、数年後、数十年後に見返した時のことを
考えながら書きましょう。

できるだけ、実体験に基づいた
具体的な内容を書くように心がけましょう。

5W1Hに気をつけて書きましょう。

夢は大きく、大胆不敵に行きましょう!

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