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乳癌の症状で初期の状態とは?出来やすい場所は?見分け方は?

      2019/05/19

女性に取って、
身近な女性が、乳癌を患ったり、
芸能人が乳癌で闘病されている話などを聞くと、
他人事ではありませんね。

女性は、およそ30人に1人の割合で、乳癌を患うそうです。

でも乳癌は、初期の状態で見つければ完治できます。

問題は、どうやって、乳癌を初期の時に見つけるかですね。

「日頃から、乳房にしこりがないかチェックすることが最大の対策」
と聞きますが、本当に、そうなのか?

何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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乳癌の症状で初期の状態とは?

一般的には、
初期症状の約80~90%は、乳房のしこりです。

人によっては痛みや違和感で気づく場合もありますが、
痛みやかゆみなどの症状がない場合が多いです。

何か異常を感じた場合は、乳腺外科、外科の乳腺専門医がいる病院で、
検査をしましょう。

基本的に、
乳癌ができて、1~2センチ位の大きさになると、
自分の手で、しこりとして認識できるようになります。

しこりを指で押すと皮膚の下で自由に動くことがありますが、
これは乳がんが初期である証拠になります。

しこり以外の、乳癌の初期症状として、乳房の痛みが挙げられます。

これは乳癌発見患者の10%ほどに見られる症状です。

乳房の痛みだけがあって、しこりが無い場合は
乳がんの可能性は低いです。

さらにごく少数ですが、
・乳首から液体が出る乳頭分泌
・わきの下のリンパ節が腫れる腋窩腫瘤
・乳首のただれ
が起こることもあります

乳癌の出来やすい場所は?

基本的に乳癌は、
乳房全体、特に乳房の上側部位で、全体の70%発生します。

乳房を円とした場合、5つの部位に区分すると、
乳癌の発生部位毎の発生率は、おおよそ
・外側上部:48%
・内側上部:24%
・外側下部:13%
・内側下部:7%
・乳輪部(乳首の周辺):6%
・その他:2%
という割合になります。

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乳癌は乳腺内にできます。
乳腺の下には脂肪組織がありその下には、筋肉、肋骨があります。
初期の乳癌は、大抵の場合、脂肪組織の上の乳腺内にできます。

 POINT! 

乳癌が発生する場所は、
左右の乳房の外側上部が50%近くを占めており、
内側上部も含めると、実に70%に及びます。

ただ他の部位での発生も、けっして低い割合ではありませんので、
セルフチェックなどされる際は、乳房全体と周辺部分を丁寧に
調べることをオススメします。

乳癌の見分け方は?

日頃から
鏡と触手によるセルフチェックを習慣化されることをオススメします。

以下に、簡単にセルフチェックのポイントをお伝えします。
ご参考になさって下さい。

【セルフチェックの方法】
1.鏡の前に立ち、正面、横から乳房を観察
  左右のバランスや、位置、乳首の陥没、分泌物の有無をチェック
2.両腕を上げて違和感の有無を確認
  腕を上げて、皮膚が引っ張られるなど違和感の有無をチェック
3.触手によるセルフチェック
  胸、脇、鎖骨の広い範囲で、外側から内側に向かって、
  上下左右に指を少しづつずらしたり、指で円を描くようにして、
  しこりの有無をチェック
4.最後に、乳頭をチェック
  乳頭を軽くつまんだ時に、分泌物が出てこないかチェック

なお、分泌物がみられた場合は、速やかに医師の診察を受けて下さい。

ちなみにこの自己検診は、月経が終わって2~3日後に行うと、
最も乳房の張りが少なく、変化がわかりやすいのでオススメです。

まとめ

乳癌は、決して女性だけの問題ではなく、
男性にも乳癌にかかる方はおられます。

とは言え、多くの場合、女性が患うものですし、
女性だからこそ、とても心配になるものです。

初期で発見できれば、完治することができるので、
日頃から、乳房周辺に異常がないかどうかの
セルフチェックを定期的に行うことをオススメします。

少しでもしこりや違和感があったら、
迷わず、医師の診察を受けられることをオススメします。

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