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青春18きっぷの名前の由来は?いいところは?どこで買えるの?

      2019/05/22

春は、冬の間、家で縮こまっていたせいもあり、
どこかへぶらりと旅行に行きたくなる季節ですね。

旅行と言えば、駅弁を楽しみに、
電車の旅行をされる方も多いです。

でも最近は、電車の運賃も馬鹿になりません。

そんな時に、「青春18きっぷ」を使うと、
格安で旅行ができます。

でも一体、この「青春18きっぷ」って名前の由来は
どこから来たのでしょうか。

「青春18きっぷは、昔からあった!」と言いますが、
本当に、そうなのか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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青春18きっぷの名前の由来は?

基本的には、
1982年当時、旅客局長だった須田寛氏により命名されました。

青少年・学生をイメージした「青春」と、
その象徴的な年齢で「末広がりを意味する’8’」
にも通じる「18」を組み合わせて命名されたそうです。

18歳の人しか使えないという意味ではなく、
子供、大人、老若男女を問はず使えます。

「いくつになっても、18歳のような若かったあのころの
 気持ちに戻って旅をしてみませんか?」
といった意味が込められています。

この「青春18きっぷ」が初登場したのは、
国鉄時代の末期の1982年3月1日で、
当時は「青春18のびのび切符」と命名されていました。

しかし、翌年の1983年、
「のびのび」がとれて、今の名前である
「青春18きっぷ」になりました。

当初の「青春18のびのびきっぷ」の時は、
一日券3枚と二日券1枚の4枚綴りという構成で
発売され、値段は8、000円でした。

同年夏に、「青春18のびのびきっぷ」は、
きっぷの発売形式が一日券4枚と二日券1枚の5枚綴りで、
1万円に変更されました。

翌年に、名称が「青春18きっぷ」に変更されたのは、
先にご説明した通りです。

その翌年1984年の夏には、二日券が無くなり、
一日券の5枚綴りで1万円という構成になりました。

そして、1996年春に、現在と同じ構成である
5日分(5回分)を1枚の券片にまとめた形式に
変更されました。

現在は、消費税の関係もあり、
11,850円で販売されています。

青春18きっぷのいいところは?

基本的に、
青春18きっぷのいいところは、
JRの普通列車(快速電車を含む)が乗り放題になることです。

結構、リーズナブルな値段設定ですので、
ちょっとした旅行には最適です。

また、青春18きっぷは、あらかじめ目的地を
決めておく必要がなく、途中で改札を出ることも自由です。

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乗車可能な電車が普通電車(快速電車を含む)に限られることと、
列車のダイヤには縛られるのですが、
それ以外はほぼ自由です。

あちこち寄り道することも自由で、
乗り放題のきっぷならではの自由度の高さも魅力の一つです。

また時間を気にせず旅行される方には、
そのコストパフォーマンスも大きな魅力になります。

普通、東京~大阪間は、新幹線を利用されると思います。
所要時間は、片道2時間30分弱。
でも、費用は14,000円弱かかります。

一方、青春18きっぷを使って、普通電車や快速電車を乗り継げば、
同じ東京~大阪間を、たったの2,370円で済みます。

もちろん、時間は、新幹線利用の3倍以上の9時間程かかります。

 POINT! 

窓の外を流れる景色を楽しみながら、
ゆっくり旅行を楽しみたいという方々には、
オススメです。

青春18きっぷはどこで買えるの?

基本的には、
JRの主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、
提携販売センターおよび主な旅行会社・旅行センターで購入できます。

ただし、5日分(5回分)が1枚の券片ですので、
一人旅などで、5回分もいらない場合があると思います。

残念ながら、上にご紹介した場所では、
5日分(5回分)を1枚の券片にしたものしか、
購入できません。

しかしながら、金券ショップやオークションであれば、
4回分以下が残った券片を、手に入れることができます。

ただし、需給の関係で、いずれの方法でも、
1回分あたり、2,370円よりは、若干割高になります。

金券ショップで購入できるどうかは、
運次第になります。

運良く自分が希望する回数分が残った券片が売られていたら、
迷わず購入されることをオススメします。

どうしても金券ショップで自分が希望するものが見つからない場合は、
オークションで探しましょう。

落札後の連絡や入金、受け取りに少々の手間と送料の費用が
かかりますが、常時、結構な数が出品されているので、
希望のものはすぐに見つかるでしょう。

いずれにせよ、有効期限をしっかり確認してから、
購入して下さいね。

まとめ

青春18きっぷの名前の由来は、
1982年当時、旅客局長だった須田寛氏が、
青少年・学生をイメージした「青春」と、
その象徴的な年齢で「末広がりを意味する’8’」
にも通じる「18」を組み合わせて命名しました。

青春18きっぷのいいところは、
JRの普通電車(快速電車を含む)が乗り放題になることです。

青春18切符はJRの主な駅のみどりの窓口で
5日分(5回分)を1枚の券片として購入できます。

窓の外を流れる景色を楽しみながら、
ゆっくり旅行を楽しみたいという方々には、
オススメの青春18きっぷ、使わない手はないですね!

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