初節句の兜を買うのは誰?相場は?お下がりでもいいのか?
2019/05/25
初節句をお迎えになられる息子さんがおられる
ご家族の皆さん、おめでとうございます。
息子さんの健やかな成長は、両親や親戚にも
嬉しいものです。
でもそんな時、疑問に思うのは、
「初節句の兜を買うのは誰」ではないでしょうか。
「初節句の兜を買うのは母方の実家」と言いますが、
本当に、そうなのか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
初節句の兜を買うのは誰?
最近は、
兜は両家の実家で折半して、購入される場合が多いです。
以前は、初節句の場合、兜のみならず、五月人形や雛人形も、
母方の実家が贈るという場合が多かったようです。
しかしながら、実際には地域毎に違いがあります。
実際に、兜は父方の実家が贈るという地域もあります。
最近は、兜は可愛い孫の成長を願うものですから、
どちらの実家というよりは、
両家の実家で折半するというご家庭が増えています。
また、内飾り(=兜や鎧、五月人形)は父方、
外飾り(=鯉のぼり)は母方
というように分担しているご家庭もあります。
ということで、兜に関しては、
父方、母方は関係なく、どちらの実家が購入されてもいいですし、
事前に相談して、両家の実家で折半して購入されても問題ありません。
初節句の兜の相場は?
一般的に、
人形専門店で、10~20万円が相場のようです。
もちろん、お値段はピンきりで、
上は、百万円、下は、数万円からあります。
ここで大切なことは、兜のグレード云々よりも、
実際に兜を飾るスペースにきっちり収まるかどうかです。
ですから、実際にお店に行って購入される場合は、
必ず、事前に兜を飾る場所の寸法を測ってからにしましょう。
後は、お店でお好みの兜を探して、いくつかピックアップした後、
そこからサイズ確認して購入されることをおすすめします。
もし兜を置くスペースに余裕があり、
資金面もある程度、余裕がありましたら、
段飾りの鎧兜が立派で見栄えがして良いでしょう。
いずれにせよ、気に入った兜を購入して、
子供の初節句をお祝いしましょう。
初節句の兜はお下がりでもいいのか?
基本的に、
兜は、子供一人に一つの兜を用意し、お下がりというのは
できるだけ控えた方が良いでしょう。
元々、兜の意味は、子供を災いから守る意味があり、
一つの兜は、一人の子供を守ると言うのが、
大前提にあります。
ですから、初めて長男の為に、兜を購入する時は、
次男が生まれるかもしれない場合のことも考えて、
兜を購入されることをおすすめします。
ということで、初節句の兜は、できるだけお下がりは控え、
息子んさんには、一人に一つ、新しい兜を購入してあげましょう。
本来、子供の健やかな成長を願って兜を飾る訳ですから、
必ずしも高価な兜を購入する必要はありません。
ご家庭の経済状況に合わせて用意してあげれば、それで十分です。
もし、兄弟揃って端午の節句を
お迎えになられるのでしたら、
一人に一つの兜を用意して、
気持ちよくお祝いしてあげて下さいね。
まとめ
初節句には、内飾りに兜を買われるご家庭が多いです。
最近は、兜は両家の実家で折半して、
購入される場合が多いです。
初節句の兜は、人形専門店で
おおよそ10~20万円が相場のようです。
購入の際には、必ず事前に飾る場所の寸法を
測ってから、お店に行くようにしましょう。
また兜の意味は、元々、子供を災いから守る意味があり、
一つの兜は、一人の子供を守ると言うのが、
大前提にあります。
ですから、兄弟がおられる場合は、
人数分の兜が必要になります。
長男の初節句に兜を購入去れる時は、
次男が生まれるかもしれない場合のことも考えて、
兜を購入されることをおすすめします。