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手術する時に医者にお礼するメリットは?やはりお金が一番?渡し方?

      2019/05/25

病院で、手術を受けることになったら、
手術前に執刀してもらう医者にお礼する方がいますが、
メリットはあるのでしょうか。

もし、お礼をしなかったことで、
手術の結果に少しでも影響が及ぶようなことがあるとしたら、
大問題ですけどね。

でも、所詮、医者も人の子、お金はいくらあっても
邪魔にはなりません。

「手術前にお礼のメリットはない」と聞きますが、
本当に、そうなのか?

何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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手術する時に医者にお礼するメリットは?

基本的に、
手術前に、医者にお礼を渡すことにメリットはありません。

なぜなら、お礼の受渡し有無で、手術の内容に
差が生じることは許されないことは、医者自身が
良くわかっていることだからです。

手術前にお礼のお金をもらっていないからといって、
手術自体が雑になったり、結果が思わしくなくなるといったことは
決してありません。

ただ、医者も人の子。
お礼を受け取るも受け取らないも、その医者自身の考え次第

です。

私事ですが、現に国立病院であっても、
昨年、義父が手術を受ける際、義母が執刀医に、
事前に5万円の現金を渡したこともあります。

義父の場合が必ずしもそうであった訳ではないですが、
お礼をすると、多くの場合、
その前後で、あきらかに病室によく顔を出すようになったり、
態度が変わったりすることはあるようです。

まぁ、どうしてもお礼を受け取らない医者もいるとは思いますが、
患者に、その見極めは無理です。

義父は、別の大学病院でも手術を受ける機会があり、
手術前にその病院へ入院した際、
大部屋の他の患者さんとすぐ親しくなり、
それとはなしに、手術前のお礼について相談
したそうです。

その患者さんは1年以上、入院されていて2回オペを受けたそうですが、
そこの病院では、お礼の受渡しの話は一切聞いたことがなく、
その患者さん自身もお礼は一切していないが、
診察が雑になったり、何か不便を感じたことは、
一度もなかったということでした。

その為、その大学病院では、義母は手術前に、
執刀医にお金を包むことはやめたそうです。

義父もお礼をしなかったからと言って、手術前後で、
医者の態度が変わることもなく、親切丁寧に診て頂いたので、
心から感謝していました。

「お礼はいらない」と言われても、
「自分だけは特別に診てもらいたい」
「お礼をしたい」と思う方もいて当然です。

ただ医者へ患者が個人的に渡す「謝礼習慣」は、
一昔前までは、普通一般の話でしたが、
今となっては、悪しき習慣の一つと言えます。

そのような領収書の出ない不適切な現金のやりとりは、
昨今社会問題化している医療不信を益々助長させる行為です。

 POINT! 

手術をする時、執刀頂く医者にお礼するメリットはありません。
あくまで、我々患者一人一人が、この悪習を断ち切る姿勢を持つことが
大切だと考えます。

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手術する時にお礼に渡すのはやはりお金が一番か?

それでも、「自分だけは特別」と考え、
手術前に、執刀医へお礼を渡す方は少なからずおられます。

どうしてもお礼を渡したい場合は、
現金か、商品券
が無難です。

幸か不幸か、担当の執刀医が、お礼を受け取った場合に備えて、
医者から見た視点での受け取るお礼に関して、
医者の本音を以下にご紹介しますので、
ご参考になさって下さい。

手術前後で違いはないので、
お礼をされる場合に、ご参考にしてみて下さい。

●医者が喜ぶお礼

1位・・・現金
2位・・・商品券
3位・・・なかなか手に入らない貴重な地酒やワイン

●医者が困るお礼

1位・・・患者さん手作りの作品
2位・・・患者さんが書いた手紙
3位・・・ネクタイやカバンなどの小物類

現金や商品券は、もらったら自由に使えるので、
医者でなくても貰ったらうれしいものです。

地酒やワインは、特殊な場合で、
お礼を渡す医者自身が酒好きでないと、
うれしさ半減かもしれません。

一方、手作りの作品は、処分に困るし、
手紙も、医者は忙しいので返事を書く時間が取りづらいので、
ありがた迷惑になってしまうようです。

また小物は好き嫌いがあるので、あまり好まれない場合が
多いですので、注意しましょう。

無論、基本的にお礼を渡すメリットはありませんが、
お礼を渡す場合は、やはり、現金か商品券が無難なようです。

手術する時お礼の渡し方のオススメは?

基本的には、
手術前ではなく、退院する時か、手術後の診察の時
に渡すのがベストです。

手術前に渡したい方が多いかもしれませんが、
お礼をしたしないで、手術の内容、質に差がでることはないので、
手術後に、感謝の気持ちを表す意味で、お礼を渡すことは、
常識的にも悪いことではないように思います。
無論、額面は常識的な範囲にするべきです。

医者によっては、手術前に渡されると、
印象が悪いという場合もあります。

医者からすれば、
「謝礼を渡すのでうまくやってくださいね」
と言われているような気がするそうです。

できれば手術後、看護師さんたちがいない1対1の時にそっと渡すか、
医局へ個人名宛てで郵送する
のが、スマートです。

いずれにしても、お礼を渡すタイミングには、
細心の注意を払いましょう。

まとめ

原則として、
入院して手術前にお礼するメリットはありません。

特に、昨今の医療不信の問題もあり、国公立病院でのお礼の受渡しは、
少なくなっています。
ただし、私立病院や個人病院では、まだお礼を受け取る
ところも散見されます。

その場合でも、お礼は、気持ちの問題ですし、
見返りを期待しても、あまり効果は期待できませんので、
高額な現金を渡すのは控えた方が良いでしょう。

医者には、手術後の診察の時に、目立たぬように、
少額の現金か商品券を、
退院する日に、ナースステーションにお礼として、
菓子折りでもお渡しするのが良いでしょう。

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