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喪中はがきに一言添えるのがマナーか?文例は?書き方の注意点!

      2017/11/23

喪中はがきを出す時に一言添えても、マナー上問題ないのかを中心に解説しています。

身内に不幸があった際には、年賀状の代わりに喪中はがきを出します。

喪中はがきは、ほとんどの場合、定型の文章が使われます。

ただ喪中はがきは、年賀状と比べるととてもシンプルなので、定型の文章に、
一言添えても問題ないのかどうか、悩まれる方が多いです。

この記事では、いざ喪中はがきを出す時に一言添えてもマナー上問題ないのか、
一言添えるとしたら、どのような文例があるのかについて、ご紹介しています。

また一言添える場合、書き方で注意すべき点についても解説しましたので、
ぜひ参考になさって下さい。

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喪中はがきに一言添えるのがマナーか?

一般的に、
喪中はがきには、必ずしも一言添える必要はありませんが、
一言添えたからといってマナー違反にはなりません。
ただし、一言添える場合は、その内容に注意が必要です。

喪中はがきに一言添えることに関しては、控えるべきという考え方と
一言添えても問題ないという異なる考え方があります。

一言添えるのは控えるべきという考え方は、
喪中はがきは、年賀欠礼状として出すものなので、書く中身によっては、
亡くなられた人や相手に対して失礼になる場合があるからというものです。

不幸が重ならないようにお礼を重ねて言わないといった考え方と同じように、
葬儀のお礼に関しては、お葬式の際に会葬礼状を渡しているはずなので、
お礼が重なる、不幸が重なるという意味に取れるという考え方もあります。

一方、喪中はがきは定型でシンプルなものが多いので、
一言添えたいと思う方がおられるのも事実です。

喪中はがきに一言添えるかどうかは、まずは送る相手との人間関係や
受け取った相手がどのように感じるかをよく考えて判断すべきです。

そして、あなたが一言添えた方が良いと判断された場合は、
迷わず、一言添えられることをおすすめします。

 POINT! 

ただし、書く内容に関しては、弔事に関する内容に限定すべきです。
葬儀のお礼などに限定して書いた方が良いです。
年賀状の添え文に書くような出産、転居などの話題は避けるべきです。
書く内容によっては故人にも相手にも失礼にあたってしまうことがあるので、
特に注意しましょう。

喪中はがきの文例で添えるならこの一言!

基本的に、
喪中はがきに一言添える場合、その内容は、葬儀などに関すること以外は
書くべきではないので、文例もそれに沿った文章にすべきです。

喪中はがきは、

「身内が亡くなった悲しみで祝い事をする気持ちになれません。
新年を寿ぐような状態ではないので、年賀状を欠礼させていただきます。」

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というものです。

年賀状の場合は、出産の報告、転居の報告、転職の報告などを
書くことがあると思います。
特に普段、なかなか会えないような関係の人には報告したいことも
色々と書いたりします。

しかし、喪中はがきの場合は、そういった報告は、良くないとされています。
故人や相手に失礼になることもあります。

「先日、子どもが生まれました。」
「また飲みに誘ってください。」

というようなことを書くと故人に対して、本当に悲しんでいるのかと、
相手に違和感を抱かれてしまいます。

ですから、出産、転居、転職などを報告したい場合は、

・松の内(関東では1月7日、関西では1月15日の小正月まで)

を過ぎてから寒中見舞いとして出すのが、一般常識です。

具体的な文としては次のようなものがありますので、
参考になさって下さい。

「御会葬有難うございました」
「法要にご出席賜り厚く御礼申し上げます」
「葬儀の際はお世話になりました」
「故人の生前中はお世話になりました」
「故〇〇在職中は大変お世話になりました」
「ご厚志を賜りありがとうございました」
「お心遣いありがとうございました」
「過年度は故人がお世話になり ありがとうございました」
「健やかに新しい年をお迎えください」
「良い年をお迎えくださいますよう 心よりお祈り申し上げます」
「厳寒の折 一層のご自愛のほどお祈り申し上げます」

書き方で注意すべき点は?

基本的に、
喪中はがきは、故人を忍んで喪に服しているので、年賀欠礼することを
伝えるものなので、くだけた感じやカジュアルなイメージを
相手に与えないように注意しましょう。

本文だけでなく、添え文もシンプルで落ち着いたものにすべきでしょう。

自分で印刷する際は、文字のフォントを落ち着いたものにするように
注意しましょう。

特に手書きの場合は、字は丁寧にしっかりと書くことが大事になります。
書く時は横書きではなく、縦書きの方が望ましいです。

書き方に関しては、文章の一字下げは行わず、
文章中に句読点を用いないということにも注意すると良いでしょう。

まとめ

この記事では、喪中はがきを出す時に一言添えてもマナー上問題ないのか、
一言添えるとしたら、どのような文例があるのかを中心にご紹介しました。

また一言添える場合、書き方で注意すべき点についても解説しました。

喪中はがきに一言添えるにしても、何を書けば良いのか、
逆に何を書いてはいけないのか、悩むところです。

ただ注意すべきは、年賀状で伝えることが多い出産、転居、転職などの
近況報告は、喪中はがきに書くことは控え、
弔事に関する内容に限定するべきです。

慶事に関することは改めて、寒中見舞いで書くようにしましょう。

本記事でご紹介した、喪中はがきに一言添えることや文例、
その他書き方で注意すべき点が、参考になりましたら幸いです。

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