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雛人形を寄付したい!自治体はどうか?募集や無料で処分はどこで?

   

この記事では、
自宅にある雛人形だが、子供もすっかり成長し、
ここ数年は飾ることもなくなったので、
処分を考えている方に、寄付について詳しくまとめています。

でも捨てるのはもったいないですし、
何となく、雛人形がかわいそうな気もします。

できれば寄付したいが、
どうすれば良いか分からず困っている人もいると思います。

本記事では、雛人形を寄付という形で、
譲ることについて、詳しくまとめましたので、
是非参考にして下さい。

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雛人形を寄付したい!

一般的に、
子供が成長してしまうと、場所を取る雛人形の処分の為、
寄付について考えるご家庭が多いです。

女の子が産まれると、
初節句に合わせて「雛人形」を揃える家庭も多いです。

現代は、住居事情などもあり、
小さなものも販売されるようになりましたが、
昔は七段飾りのものを飾るご家庭も多かったです。

時が流れ、住宅事情や結婚事情の変化などによって、
飾られないまま、押し入れの奥に仕舞われたままの
雛人形も多いと思われます。

そういう場合、折に触れ、
何とか処分したいと考えるご家庭が多いですが、
「捨てる」と言うのは、何となく気が引けるのが、
日本人の「もったいない」の心だと思います。

それまで何十年も大事にしてきたものですし、
雛人形には単に人形というよりも実際の人に、
少し近いようなイメージがあります。

また、上に書いたものとは少し違った考え方もあります。
雛人形は女の子のお守りとしての役割があり、
子どもが成人したり、結婚したりすることで、
その役目を終えたという考え方です。

人形に対する思いも昇華され、
役割を終えたということで、何らかの方法で手放すというものです。

 POINT! 

雛人形を寄付する(手放す)タイミングとしては、
「昔から持っている人形が古くなり、傷んでしまった」
「引越しなどで置く場所がなくなってしまった」
「子ども(雛人形を買ってあげた女の子)が成人または結婚した」
などがあります。

こういった状況でも、
必ずしも処分しなければならない訳ではなく、
子供がずっと持っていたいと言うのであれば、
そのままで問題ありません。

また、大きな飾り(七段飾りなど)をスペースに合わせて、
小さくする(お内裏様とお雛様だけ)などの方法もあります。

雛人形の寄付は自治体にお願いできるか?

一般的に、
自治体にもよりますが、雛人形の寄付を
受け付けているところが多くなっています。

自治体によっては、
たくさんの雛人形を集めてイベントなどを
開催するところがあります。

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そういった自治体では、
数多くの雛人形を集めていることがあります。

雛人形もイベントなどで活用してくれます。

「こいのぼり」なども同様に、
扱っている自治体があります。

自治体の寄付受付の場合、持ち込みや発送になります。

時期が決まっていることが多いことと、
発送の費用は寄付する方が負担することが多いことに、
注意が必要です。

雛人形の寄付の募集や無料で処分してくれるところは?

一般的に、雛人形の寄付や処分は、

神社やお寺に、「人形供養」に出したり、
リサイクルショップやオークションで、
他の人に譲るという形になります。

自治体以外では、
「人形供養に出す」というものがあります。

人形は人と同じ形をしていることから、
魂が宿るとされています。

先程も書いたように、
それまで大切にしてきた人形をゴミとして出すことに、
抵抗感がある方も多いと思います。

神社やお寺では「人形供養」をしてくれるところがあります。

直接持ち込むほか、郵送で受け付けてくれるところもあります。

ただ、受付の時期が指定されている神社やお寺が多いので、
事前に調べておくことが必要でしょう。

そういった場合、郵送の費用は、
寄付をする人が負担することが多いです。

また、発展途上国の子どもへ譲るということもできます。
異文化のお人形として大切にしてもらえる素敵な方法だと思います。

リサイクルショップやオークションで、
他の人に譲るという方法もあります。

古いものであったり、
珍しいものであったりする場合は、高額の値が付くこともあります。

人形供養などの際は、人形だけであることが多いです。

人形には顔があるので、魂が宿り、
処分の際には、供養する必要があるという考え方です。

そのため、道具、附属品、段飾りの枠組み、
ケースなどは供養の必要が無いとされています。
感謝の気持ちを持ち、
家庭ごみとして処分することが一般的です。

まとめ

本記事では、雛人形の寄付、処分などについてまとめました。

雛人形には、魂が宿っているとされ、
女の子が小さい頃からずっと大事にしていることが多いです。

年月が経ち、家庭状況や住宅状況などが変わり、
なかなか維持できなくなるケースもあるようです。

そういったものの寄付などを受け付け、
有効に活用してくれるケースもあります。

この記事でまとめたように、
自治体がイベントなどで活用したり、
海外へ渡り、異文化理解などで活用したりするケースもあります。

せっかくの雛人形ですから、
一度目の役割が終えた後、
二度目の役割を与えてあげられると良いですね。

この記事が、
あなたのご家庭で眠っている雛人形の第二の人生への旅だちに
少しでもお役に立てましたら、とても嬉しいです。

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