幼稚園は何歳から入れるのか？28年生まれは？早生まれやプレだと？
2018/07/01
この記事では、幼稚園は何歳から入れるのか、
平成２８年生まれだと何歳から入れるのか、
早生まれやプレだと何歳から入れるのかについて、
詳しくまとめています。
赤ちゃんが少しずつ大きくなってくると、
次の段階として「保育園」にするか「幼稚園」にするのかという
問題が出てきます。
それ以外にも「認定こども園」にするのかなど、
いくつかの選択肢があります。
公立小学校の様に学区が決められているものではないので、
各園が多彩な活動を行っています。
選択肢の多さや現在、認定こども園などが作られていることなどで、
分かりにくくなっている面もあります。
本記事では、幼稚園の入園の年齢について、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。
幼稚園は何歳から入れるのか？
基本的に、
満年齢で、年少が４歳、年中が５歳、年長が６歳で、
幼稚園に入れます。
「幼稚園」と「保育園」には、少し違いがあります。
幼稚園は、文部科学省が所管しており、
学校教育法第１条に規定される学校の一種だとされています。
保育所（保育園）は、厚生労働省が所管しており、
児童福祉法第７条に規定される児童福祉施設で、
保育（養護と教育）を行うものとされています。
また、幼稚園機能と保育所機能を併せ持つ施設として、
「幼保連携型認定こども園」があり、少しずつ増えてきています。
幼稚園への入園は、学校教育法第２６条で、
「満三歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児」とされており、
幼稚園設置基準第４条では、
「学級は、学年の初めの日の前日において同じ年齢にある幼児で
編制することを原則とする」
となっています。
学年は、学校年度４月１日から翌年３月３１日までに達する
満年齢で決まるので、実際には、
４月２日から翌年４月１日までの生まれで、
・年少が４歳、
・年中が５歳、
・年長が６歳
になるとなっています。
幼稚園は28年生まれの場合は何歳から入れるのか？
基本的に、
平成２８年（２０１６年）生まれの場合は、
平成３２年（２０２０年）から、幼稚園に入れます。
正確には、平成２８年４月２日から平成２９年４月１日までの子どもが、
平成３２年４月に入園することができるようになります。
平成２７年（２０１５年）生まれの場合は、
平成３１年（２０１９年）に入園になります。
正確には、平成２７年４月２日から平成２８年４月１日までの子どもが、
平成３１年４月に入園することができるようになります。
平成２６年（２０１４年）生まれの場合は、
平成３０年（２０１８年）に入園になります。
正確には、平成２６年４月２日から平成２７年４月１日までの子どもが、
平成３０年４月に入園することができるようになります。
幼稚園は早生まれやプレの場合何歳から入れるのか？
基本的に、
早生まれの子供でも、幼稚園に入れるのは満年齢で決まるので、
年少が４歳、年中が５歳、年長が６歳で、幼稚園に入れます。
プレ幼稚園は、４歳になる前に一定期間、幼稚園に入れます。
「早生まれ」の子どもは、
幼稚園の場合、いくつかの影響があります。
「早生まれ」とは、1月、２月、３月に生まれた子どもです。
学校に関しては、法律で「満年齢」で考えるので、
４月1日も含まれます。
「早生まれ」の子どもは、
４月から１２月に生まれた「遅生まれ」の子どもと比べ、
生れてからその時までの期間が短くなります。
そのことで、早い時期に刺激を受けることで、
成長が促されるというメリットがあります。
逆に、幼稚園に入学した際などに、
周りの子どもと比べると成長が遅いと見られるということがあります。
また、幼稚園では「プレ幼稚園」をやっているところが多いです。
「プレ」は、「未就園時クラス」と言われたりもします。
幼稚園入園前の時期に一定期間、幼稚園に慣れるために行われます。
期間は、入園前の１年間で行われるものが多いですが、
半年間や１月～３月までの数か月間行われるものもあります。
目的は、
「入園前に園の生活を体験する」
「幼稚園の雰囲気や環境に慣れる」
「子育て支援の一環として場所を提供する」
などがあります。
ただし、全ての園が「プレ」をしている訳ではありません。
施設の状況や人員などの状況などによります。
入園を希望している幼稚園がプレをやっているようなら、
是非参加した方が良いでしょう。
スムーズな入園につなげることができるようになるので、
おすすめです。
まとめ
本記事では、幼稚園は何歳から入れるのか、
平成２８年生まれだと何歳から入れるのか、
早生まれやプレだと何歳から入れるのかについて、
詳しくまとめました。
現在、幼稚園を取り巻く状況は非常に変化に富んでいます。
保育園と幼稚園の複合施設である「認定こども園」という施設もできています。
「プレ」のやり方も様々なやり方の園が出てきています。
幼稚園を管轄する文科省、保育園（保育所）を管轄する厚労省の
両方の様々な施策などの政治によって、
幼稚園を取り巻く状況は、大きく変わってきています。
そういった情報に常に敏感になり、
子どもがより良い環境で過ごすことができるように、
心掛けたいものです。
この記事が、子供さんの幼稚園入園をお考えの時、
少しでもお役に立てましたら幸いです。