入院のお見舞いの品物は何がいいか？金額は？手紙やメールや言葉は？

2018/04/01

家族はもちろんですが、親戚や知人、友人が入院したら、
お見舞いに行くとき持っていくお見舞いの品物について、
詳しくまとめています。

知り合いが入院した時にお見舞いに行く時、
普通、お見舞いの品物を持っていきます。

しかし、どういった品物を持っていくことが、
望ましいのかは悩むところです。

本記事では、お見舞いの時に持参する品物について、
詳しくまとめました。
是非参考にして下さい

入院のお見舞いの品物は何がいいか？

一般的に、
入院のお見舞いの品物は、
お菓子がおすすめです。

　POINT！　

定番は、「お菓子」と考えていいでしょう。
日持ちのするもので、個別に包装されているものがおすすめです。

大きなままのカステラの場合、切ったりすることで手間がかかります。
病室では洗い物などがやりにくいケースが良くあります。
同じカステラでも切れて、個別に包装されているものの方が喜ばれます。

「果物」は昔の定番でした。
「籠盛りの果物」は、見栄えもします。

しかし、果物は皮をむくことが大変な場合もあります。
果物系にするのであれば、加工物の方が良いと思われます。
ジュースやゼリーなどのものです。

冷凍庫もある場合は、アイスなども良いでしょう。

相手が女性の場合は、「美容アイテム」も良いでしょう。
良質なハンドクリームなどは喜ばれるでしょう。

病院内は、空気が乾燥しがちなので、リップなどもおすすめです。
ただし、病院なので、臭いの強いものなどは避けた方がよいです。

少し上級編の贈り物としては、「本」です。
病院では、意外と時間を持て余してしまうことが多いです。
そんな時に「適切な本」があればとても嬉しいものです。

ただし、「本」を選ぶのはとても難しいです。
相手を良く知っている場合に限られると思います。
相手の感性とうまくマッチしたら、
これほど喜ばれるものはないかもしれません。

逆に避けた方が良いものもあります。
「鉢植えの植物」は、「根付く」が「寝付く」を連想させます。

また、語呂合わせで「シクラメン」もやめた方がよいとされています。

他には、血を連想させる「赤い花」や、
花が、ぼとっと落ちてしまう「椿」などもあまり好まれません。

植物とは少しちがったものでは、
「パジャマ」や「寝具」も避けた方が良いです。

鉢植えの植物と同じ感じなのですが、
病床生活が長引くことをイメージされてしまう可能性があります。

入院のお見舞いの金額はどれぐらい？

一般的に、
入院のお見舞いの金額は、
相手との関係により異なりますが、
家族や親族など近い場合は、１万円。
友人、知人の場合は、３千円～５千円程度になります。

受け取る側としては、
どんなものでも気持ちが籠っていてありがたいのですが、
病室のスペースの関係から、「現金」でのお見舞いは、
やはり助かるものです。

ただし、目上の人に現金でお見舞いを贈るのは、
失礼にあたるので注意が必要です。

金額の相場は、
家族や親族などの近い人の場合は１万円、
友人の場合は５千円、
職場関係の人の場合は一人３千円
と考えて良いでしょう。

現金を贈ることに、気が引ける場合は、
デパートなどの商品券や病院の中で使える
テレビの利用カードなどの金券にする方法もあります。

現金以外の手土産などの場合も、
金額は上に書いたものを目安に選ばれると良いでしょう。

入院のお見舞いの手紙やメールや言葉は？

基本的に、入院のお見舞いの手紙やメールや言葉は、
相手の関係性によって、内容や書きぶりが大きく変わりますので、
注意しながら書くことが大切です。

以下の例文を参考にされることをおすすめします。

例文①「目上の人」の場合：

　いつもお世話になります。
　つい先日、奥様よりご病気にて入院されたことを伺いまして、
　驚いております。
　その後のお加減はいかがでしょうか。
　仕事のことで気掛かりなことはあるかと存じますが、
　まずはお体の回復を第一として無理をなさらず、
　ご養生に専念されてください。
　取り急ぎ書面にて恐縮ですが、
　〇〇様の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

例文②「仕事の相手」の場合：

　〇〇様がご入院されたと聞き、突然のことに大変驚いております。
　その後のご病状はいかがでしょうか。
　さっそくお見舞いにと思いましたが、
　却ってご迷惑をかけてはと思い、
　心ばかりのお見舞いの品をお送りしました。
　お納めくだされば、幸甚に存じます。
　ご全快を心よりお祈り申し上げます。
　なお、ご返事はお気遣いないようお願いいたします。
　メールにて恐縮ですが、取り急ぎお見舞い申し上げます。

例文③「友人・知人」の場合：

　〇〇へ
　具合はどうですか？
　〇〇のお母さんから順調だと聞いてみんなとても喜んでいます。
　いつも忙しそうだったから疲れがたまったのじゃないかな。
　いい機会だから、これからは無理をせず、あまり頑張り過ぎないように。
　もし話相手が必要なら、いつでも連絡をください。