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一番寒い時期はいつなの何月何日?時間帯は?町や場所は国だとどこ?

   

この記事では、
一番寒い時期が一体いつなのか、
何月何日のどの時間帯が一番寒いのか。
町や場所、国だとどこが一番寒いのかについて、
詳しくまとめています。

日本は世界の中でも気候に関して、非常に特殊な状況にあります。

日本列島は南北に長く、そのことによって、
同じ国の中であっても、場所によってずいぶんと気候が違っています。

例えば、沖縄では、1月でも半袖で過ごせるような陽気のいい日も
多くあります。

逆に北海道では、マイナス30度などになったり、
数メートルも雪が積もったりするような場所もあります。

本記事では、「寒さ」に注目して、
日本国内のみならず、世界の国々のことについて、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。

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一番寒い時期はいつなの何月何日?

基本的に、一番寒い時期は、1月です。

日本各地の過去30年間の各月の平均気温は、
次のようになります。

東京: 12月→ 8.7℃、 1月→ 6.1℃、2月→ 6.5℃、3月→ 9.4℃
釧路: 12月→-1.9℃、 1月→-5.4℃、2月→-4.7℃、3月→-0.9℃
青森: 12月→ 1.5℃、 1月→-1.2℃、2月→-0.7℃、 3月→ 2.4℃
大阪: 12月→ 8.6℃、 1月→ 6.0℃、 2月→ 6.3℃、 3月→ 9.4℃
広島: 12月→ 7.5℃、 1月→ 5.2℃、 2月→ 6.0℃、 3月→ 9.1℃
鹿児島:12月→10.6℃、1月→ 8.5℃、 2月→ 9.8℃、 3月→12.5℃
沖縄: 12月→18.7℃、1月→17.0℃、2月→17.1℃、3月→18.9℃

上にあげたどの都市でも、
「1月」の平均気温が一番低いことが分かります。

 POINT! 

もう少し細かくデータを見ると、
1月の下旬から2月の上旬が最も冷えることが多いようです。

また、二十四節気の一つに「大寒」があります。
最も寒い時期を指しています。
大寒はその年によって違います。

2018年(平成30年)は1月20日が大寒でした。
実は、大寒には「大寒の瞬間」というものがあります。
今年は「2018年1月20日午後12時9分」だったそうです。

「大寒」に関連して「寒の入り」「寒の内」というものもあります。
「寒の入り」とは、文字通り、寒い冬に入る日という意味です。
寒の入りの初日を「小寒」と言います。
2018年は寒の入り(小寒)は1月5日となります。
また、「寒の内」とは、小寒から節分の前日までの30日間を指します。

一番寒い時間帯はいつ?

基本的に、一番寒い時間帯は、
深夜から朝方までの時間帯です。

正確には太陽の出る前の時間帯になります。
太陽が出ている時には、その熱によって暖かくなります。

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日が暮れると少しずつ冷え込みます。
その冷え込みが最も強くなるのが、日出の前の時間帯です。

確かにイメージと一致しますね。

一番寒い町や場所は国だとどこなのか?

記録に残っているデータによると、
観測史上最も低い気温は、何と、-93.2℃(-137F)です。

記録された場所は南極です。
南極の南部にあうヴァルキリードーム、
別名ドームふじ基地というところです。

2010年8月10日に観測されたものです。
それまでは、同じく南極の東部にある
ロシアのボストーク基地で観測された-89.2℃(-128.6F)というものでした。

南極は国ではないのですが、
正式な国で観測されたデータとしては、
-71.2℃という記録が残っています。

ロシアのサハ共和国にあるオイミャコンという町です。
観測されたのは1924年2月6日です。
約100年前のことになります。
その町には人が定住しています。
約500人が暮らしています。
位置としては、北極圏からわずかに南に位置します。
標高は740メートルです。
一年の半分以上の期間が-50℃を下回っているそうです。

こんな温度は、日本では見たことも聞いたこともないので、
想像もつかないですね。

日本では、最も低い気温が観測されたのは、北海道の旭川市です。
1902年1月25日に観測された-41.0℃になります。
旭川市は、北海道中央部、上川盆地に位置する道内第二の都市です。

地名はアイヌ語の「チュップペツ(東から流れる川の意味)」から
来ているとされています。

また、平均的に寒い所としては北海道の陸別町が有名です。
アメダスの観測で、
1月の平均最低気温が-20.2℃、
平均気温が-11.4℃が記録されています。

その陸別町では、オーロラを観測することができるそうです。

陸別町は、地形的な特徴から低温になっているそうです。
盆地状地形によって、盆地は狭く、山が狭まるところで、
特に冷気が溜まりやすくなります。

また、北海道の中央山脈を越してきた大気は乾燥し、
放射冷却の度合いが強くなります。

旭川市や陸別町などの寒冷地において、
国家公務員には「寒冷地手当」が支給されているそうです。
冬にかかる暖房費を手当てするためだそうです。

まとめ

本記事では、
「寒い」のテーマについて、詳しくまとめました。

北海道の中央部の寒さもすごいのですが、
ロシアのオイミャコンの-71.2℃にも驚かされます。

さらに驚かされるのが、
そんな場所なのに人が定住しているということです。

どんな暮らしをしているのか、
とても気になりますね。

この記事が、日本の冬も十分寒いのですが、
世界では、どうなのかという、そんなあたなの疑問解決に
少しでもお役に立ちましたら、とても嬉しいです。

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