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一番暑い時期はいつなの何月何日?時間帯は?県は場所は国だとどこ?

      2018/07/23

この記事では、
一番暑い時期が一体いつなのか、
何月何日のどの時間帯が一番暑いのか。
県や場所、国だとどこが一番暑いのかについて、
詳しくまとめています。

日本は世界の中でも気候に関して、
非常に特殊な状況にあります。

日本列島は南北に長く、そのことによって、
同じ国の中であっても、ずいぶんと気候が違っています。

例えば、北海道では、8月でも肌寒く、長袖に、
ジャケットなど上着が必要な日もあります。

逆に沖縄では、夏は35度を超える日も多く、
一日中Tシャツと短パンで過ごせる場所もあります。

本記事では、「暑さ」に注目して、
日本国内のみならず、世界の国々のことについて、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。

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一番暑い時期はいつなの何月何日?

基本的に、一番暑い時期は、アメダスの統計などによると、
8月1日から20日位までが、
平均気温が33~34℃くらいとなっています。

お盆を過ぎると過ごしやすくなるという感じです。
昼間の時間が最も長いのは夏至なのですが、
夏至の頃はそれ程暑い印象はありません。
ちなみに、2018年の夏至は、6月21日です。

太陽の光の熱で地面が温められ、
そのせいで暑くなるまでは時差のようのものがあります。

 POINT! 

だいたい1か月半くらい時間がかかります。
そういった理由で夏至ではなく、8月が最も暑くなります。
二十四節気の一つの「大暑(たいしょ)」が、
暦上はもっとも暑い日とされています。
ちなみに、2018年の大暑は、7月23日です。

外国の場合、基本的には日本と同じように、
太陽との関わりにおいて8月に一番暑くなる所が多いです。

ただし、いくつか違っている地域もあります。
まず、南半球に属している国々では、
季節の感じが日本と逆なので、
1月~2月が暑い時期となります。

また、北半球に属する国々(日本と同じ)でも、
暑さは乾季の影響を強く受けるので、
そのエリアの乾季の期間で最高気温が出ることが多いです。

一番暑い時間帯はいつ?

基本的に、一番暑くなる時間帯は、
午後2時前後です。

暑くなるのは、太陽の光が影響しています。

太陽の高度が最も高くなるのは正午(12時)です。

実際に暑さ(熱さ)が最も強い時間帯は、
午後2時あたりです。

これは太陽の光で地面などが温められ、
その熱で空気が温められるということが影響しています。

なんとなく、感覚的に理解できますね。

一番暑い県は場所は国だとどこなのか?

記録上、一番暑かった県と場所は、
埼玉県の熊谷という場所です。
2018年7月23日に、記録が更新されました。
何と、41.1℃です。
国で言うと、アメリカのカリフォルニア州になります。
1913年7月10日に、56.7℃という記録が残っています。

以前は高知県の江川崎で、
2013年8月12日に記録された41.0℃というものが
日本での最高気温でした。

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以下に、日本の最高気温の記録を見ていきましょう。

●2位は、
 2013年8月12日に高知県の江川崎という観測点で
 記録された41.0℃が記録となっています。

●3位には、同日、同じ温度の場所が二か所ありました。
 2007年8月16日に、
 ・埼玉県熊谷市
 ・岐阜県多治見市
 で観測された40.9℃です。

 約70年ぶりに日本において最高気温の記録が更新されたもので、
 マスコミでも大々的に扱われました。

●5位は、1933年の山形市の40.8℃です。
 70年以上山形市の記録が日本最高だったのですが、
 現在は、記録が更新されています。
 山形市は盆地で、
 フェーン現象が起こりやすいことが暑くなる原因だとされています。

●6位は、2013年8月10日に山梨県甲府市で観測された40.7℃です。

日本において暑い地域としては、
内陸にある盆地がまず挙げられます。

山形市や甲府市などです。盆地は暖かい空気があまり動かず、
その影響もあり高温になる可能性が高くなります。

もう一つは大きな平野の内陸部です。
熊谷市や多治見市がそれにあたります。
熊谷市は関東平野の内陸部にあります。

最近ニュースでよく紹介される群馬県館林市なども同じ地域にあります。
多治見市は濃尾平野の内陸部にあります。

それでは次に
世界の最高気温の記録に目を向けてみましょう。

世界に目をやると、すごい気温に驚かされます。
非公式の記録(正確性に問題がある可能性がある)でなく、
各国の気象関係機関の観測によるもの(日本のアメダスのようなもの)を
見ていきましょう。

●1位は、アメリカのカリフォルニア州のデスバレーで記録された
 56.7℃が現在の世界最高気温です。

 1913年7月10日に記録されたものです。
 デスバレーはシエラネバダ山脈の東部に位置し、
 乾燥した荒野が広がるエリアです。

●2位はチュニジアのケビリで、
 1931年7月7日に55.0度を記録しました。

 ケニアの首都です。
 サハラ砂漠のモンスーンによって大きな影響を受けます。

●3位はイスラエルのティラットツヴィで、
 1942年6月21日に54.0℃を記録しました。

 ヨルダン川の西側に位置し、
 標高は220mです。デーツの栽培が盛んな地域です。

●4位はクウェートのスライビヤで、
 2012年7月31日に53.6℃を記録しました。
 砂漠地域に属し、4月~9月の乾季には、非常に高温になります。

●5位はパキスタンのモヘンジョダロで、
 2010年5月26日に53.5℃を記録しました。
 モヘンジョダロは紀元前2500年前の遺跡の残されている世界遺産です。
 こんな気温では、観光どころではなくなってしまいます。

●6位は、サウジアラビアのジッダで、
 2010年6月22日に52.0℃を記録しました。
 サウジアラビアの紅海側にある大都市です。

まとめ

本記事では、「暑い」をテーマに、
日本および世界における最高気温について、
詳しくまとめました。

日本でも40℃を超えるような暑い日がありますが、
世界に目をやるとそれよりはるかに暑い場所があり、
とても驚かされます。

いずれにせよ、日中は、こまめに水分補給を行い、
汗をかいたら、塩分補給も忘れずにお過ごし下さい。

この記事が、日本の夏も十分すぎるほど暑いですが、
世界では、どうなのかという疑問の解決に
少しでもお役に立ちましたら、とても嬉しいです。

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