メールのインラインの意味は?方法とやり方?失礼にならないマナー?
この記事では、メールで頻繁に使われる、
「インラインで失礼します」の意味と使い方について、
詳しくまとめています。
時折、ビジネスのメールで、
「インラインで失礼します。」という文を見かけることがあります。
そのメールでは引用が多くあります。
本記事では、メールのインラインの意味やその使い方などについて、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。
メールのインラインの意味は?方法とやり方?失礼にならないマナー?
基本的に、メールにおけるインラインの意味は、
相手から送られてきたメールの本文をそのまま引用し、
数行おきにこちらの文を書き入れるような書き方のことを指します。
ビジネスのメールなどにおいてよく使われています。
POINT!質問に対する回答を書く時などに使われています。
質問の文を引用で入れ、その後に回答を入れることで、
分かりやすくなります。
特に質問や要件が複数ある場合は、
インラインで回答すると、一問一答のような形で書くことができ、
自分も書き易いですし、相手にもとても分かりやすくなります。
インラインにせず、全てをまとめて文章にすると、
場合によっては誤って伝わってしまう場合もあります。
例えば以下の様に、インラインで返信すると、
わかりやすいですね。
●「相手から送られてきたメールの文章」
お世話になっております。
先日、お会いした時に話題になった○○についてですが、
上司がとても興味を持っています。
詳細について知らせてもらえるとありがたいです。
また、別件ですが、半月前に納品された△△の調子が、
いまいち良くないようです。
機械がエラーで止まってしまうことが時折あるそうです。
何か対策などがあれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
●「こちらからインラインで返答する文章」
インラインで失礼します。
>お世話になっております。
>先日、お会いした時に話題になった○○についてですが、
>上司がとても興味を持っています。
>詳細について知らせてもらえるとありがたいです。
ありがとうございます。
□□などの新しい機能が付いています。
価格はこれまでのものと同じです。
お買い得かと思います。
早速、パンフレットを持参いたします。
よろしくお願いします。
>また、別件ですが、半月前に納品された△△の調子が、
>いまいち良くないようです。
>機械がエラーで止まってしまうことが時折あるそうです。
>何か対策などがあれば教えて下さい。
>よろしくお願いします。
申し訳ありません。
湿気によって、エラーが出ることがあるようです。
特に梅雨時期はエラーが出るようです。
エアコンなどを利用してもらい湿度管理をすることで、
エラーが減るという報告が入っています。
開発の部署では、そういった部分への対策もした
新型を開発中です。
申し訳ありません。
対策ができ次第、改めてご連絡をさせていただきます。
メールのインラインの方法とやり方とは?
基本的に、上で書いたようにメールでのインラインのやり方は、
相手の文章をそのまま使う、すなわち引用して利用します。
一般の紙の手紙では、引用するのに手間が掛かってしまうので、
やりにくいものですが、メールなどの電子メディアでは、
とても簡単に使うことができます。
数値や日時など、はっきりとさせたいものを引用してくることで、
間違いを減らすことにも繋がります。
お互いに確認のような意味合いもあります。
引用に関しては「>」を付けることが多いです。
メールを作成するソフトは、引用をする時「>」が、
自動的に付くことが多いので便利です。
メールのインラインで相手に失礼にならないマナーとは?
一般的に、メールで返信する時に、
インラインを使って返信することは、
相手に失礼にはなりませんが、
礼儀として文頭に、「インラインで失礼します」の
一言を添えると丁寧になりますので、おすすめです。
メールでのやり取りの際、
インラインで書くことに関しては、
「正確に伝えることができる」
「確認することができる」
「間違えることが少なくなる」
などのメリットから、肯定的に捉えている人が多いです。
特にビジネスでメールを使っている人は、
そのように考えている人が多いです。
しかし、多くはありませんが、
インラインで書くことをあまり好ましくないと
思っている人もいます。
そういった場合もあるので、
文頭に、「インラインで失礼します。」
という一文を入れることが多いです。
これらは相手との関係の中で決まってくることです。
同じ部署内の連絡などの場合は、
そういった一文はもちろん不要でしょう。
逆に、取引先や目上の人、初めて連絡をする人に対して、
連絡する場合は、礼儀として、
そういった一文を入れる方が良いでしょう。
まとめ
この記事では、メールで頻繁に使われる、
「インラインで失礼します」の意味と使い方について、
詳しくまとめました。
メールの特徴として、引用がしやすいことなどを利用し、
送られてきた本文を引用したものが「インライン」です。
特に質問や要件が複数ある場合は、
インラインで回答すると、一問一答のような形で書くことができ、
自分も書き易いですし、相手にもとても分かりやすくなること。
引用に関しては「>」を付けることが多いこと。
文頭に、「インラインで失礼します」の
一言を添えると丁寧になることをお伝えしました。
こういったことを上手に利用し、
やり取りでのミスを少なくしていきたいものです。
本記事が、あなたがメール返信で、インラインを使われる時に、
少しでもお役に立てましたら、とても嬉しいです。