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危篤とはどんな状態?何日ぐらい続くのか?意識はあるのか?

      2019/01/05

この記事では、危篤になった状態がどのようなものか、
亡くなるまでどのくらいで、意識があるのかどうかについて、
詳しくまとめています。

人が亡くなってしまう場合、
その少し前の段階で「危篤」だと医師などに伝えられます。

通常、医師から亡くなる前に連絡を取るべき親戚、知人へ
連絡するようにお話があります。

しかし、その「危篤」というものが、
実際どのようなものであるのかを、
正確に理解している方は少ないです。

本記事では、危篤とはどのような状態なのか、
どのくらい続くのか、意識があるのかなどについて、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。

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危篤とはどんな状態?

基本的に、危篤とは、
病気やケガの状態が非常に悪い状態で、
いつ亡くなってもおかしくない状態のことです。

担当の医師から、

「ここ数日が山です」

と危篤であることを告げられたら、
息のあるうちに会わせたい人、
最後の別れをしてもらいたい人、
家族や近親者、友人などに連絡を取ります。

この段階はあまり時間がないので、
できるだけ多くの方が最後の別れができるよう、
事前に住所録の用意などをしておくと良いです。

危篤になった際、
誰に知らせるべきかの判断が難しい時もあるので、
いざという時のために、
本人が元気なうちに話し合っておくと良いかもしれません。

交通事故など突発的なものとは違い、
ガンなどの場合は少しずつ死に近付いていきます。

本人にとっても、周りの人にとっても、
最後に向けてきちんと準備をしておくことは、
とても大切なことです。

一般的に危篤を知らせる範囲は三親等ぐらいまでのことが多いです。
これは関係性にもよるので、
血縁としては遠いけれども、
とても親しい関係の人を呼ぶということもあります。
状況によって判断する必要があります。

親類以外では、
特につながりの深い友人や普段から頻繁に会っている人、
勤務先など公的なつながりのある関係者になるでしょう。

また、知り合いが危篤だと伝えられた場合は、
何をおいてもすぐに駆けつけるようにしましょう。

先ほども書いたように危篤とは、
いよいよ危ない状態ということなので、
いつ亡くなってもおかしくない状態です。

危篤の知らせを受けた場合は、
詳しい病状などは聞かず、
場所の確認だけをしてすぐに向かいましょう。

知り合いが長く入院をしていたり、重病である場合など、
いつ危篤の知らせが入ってもすぐに動くことができるよう、
意識をしておくことが良いでしょう。

 POINT! 

危篤に際し、駆けつける時は、
お見舞いの品などは持っていく必要はないとされています。

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危篤の時は何より早く駆けつけることが大切です。
お見舞いの品を準備している間に、
亡くなってしまうということもあり得ます。

また、前々から準備していたと受け取られることもあり、
印象が悪くなります。

その為、お見舞いは不要です。

どうしても何か渡したいという場合は、
お見舞金を渡すのが良いでしょう。

危篤になった方との関係にもよりますが、
3000円から1万円程度になります。

危篤とは何日続くものなのか?

基本的に、危篤になった場合、
亡くなるまで早くて半日、長くても2、3日と考えましょう。

「危篤」とは,
臨終までの時間がとても少ない場合を指します。

その時間については一般的に長くても、
数日と考えるべきと医療関係者は伝えています。

ただし、生きるか死ぬかのギリギリのところでの話なので、
とても早く亡くなってしまう場合もありますし、
逆に危篤と言われてから一週間程度、
保つような場合もあります。

ただ先ほども書いたように危篤と言われたら、
早くて半日、遅くとも2、3日を想定すると良いでしょう。

危篤とは意識がない状態なのか?

基本的に、
危篤であっても、
意識がある状態でかつ、危険な状態である場合もあります。

「危篤」とは,
「回復する見込みが見込めず、間も無く亡くなるであろうと予測される」
ことを指します。

多くの場合、意識はありません。

ただし、危篤と言われた状態でも意識がある場合はあります。

昏睡状態や意識不明ではない状態でも、
危篤と判断されることはあります。

また、周りの人からは意識が無いように見えても、
意識があるということもあります。

親族などの周りにいる人は話題に気をつける必要があります。

例えば、まだ生きている状態であるにも関わらず、
葬式の話をしたり、本人を目の前にしては話すことができないようなことを、
話したりするのは絶対に避けるべきです。

まとめ

本記事では、「危篤」について詳しくまとめました。

危篤とは、
病気やケガの状態が非常に悪い状態で、
いつ亡くなってもおかしくない状態であること。

危篤になった場合、
亡くなるまで早くて半日、長くても2、3日であること。

危篤であっても、意識がある場合もあるので、
本人の前での会話に注意すべきことをご説明しました。

人が亡くなる場合、老衰やガンなど、
少しずつ体が弱っていき、
時間をかけて亡くなっていく場合があります。

それとは逆に交通事故などで、
急に生死の境をさまようような状況に
陥ってしまうこともあります。

状況によって「危篤」の受け取り方も少し異なりますが、
臨終が近いことは確かです。

できるだけ残りの日々を、
より良いものにしていくことが、
残されたものの役割なのではないかと思います。

本記事が、危篤の状態の理解と正しい接し方の参考になりましたら、
幸いです。

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