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ヒーターの臭いの原因は?修理は?対策で効果のある方法は?

   

この記事では、
肌寒くなる季節に、春に片付けたヒーターを取り出した際、
気になる臭いについて、その原因と対策について、
詳しくまとめています。

エアコンだけではなく、石油ファンヒーターなどの暖房器具を
使われているご家庭も多いかと思います。

ヒーターは他の暖房器具と比べると、
急速に室内を暖めることができるということが大きな特徴です。

一般的に燃料として使われる灯油は、
比較的安価で安定して入手することが可能です。

そういった経緯で石油ファンヒーターを暖房器具として
使われているご家庭も多いです。

しかし、問題点として特有の臭いがあります。
シーズンはじめや消火の際などに特有の臭いが出る場合があります。

本記事では、このヒーターの臭いの原因と対策について、
詳しくまとめましたので、是非参考にして下さい。

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ヒーターの臭いの原因は?

一般的に、石油ファンヒーターの臭いの原因は、
主に未燃焼ガスに含まれる炭化水素であることが多いです。

 POINT! 

きちんと燃焼が行われなかったことによる、
不具合と理解すると良いです。

例えば、少し古い自動車などの場合、
エンジンの調子が悪くなると、
理想的な状態でガソリンと空気が混ざらず、
その結果、エンジンの動きに不具合が出たり、
排気ガスの成分が通常と違ってきたりするようなものと同様です。

ヒーターがきちんと燃焼が行われない際の主な原因は、燃料です。

「不良灯油」を使ってしまっていることで、
燃焼が理想的な状態で行われないという状態です。

「不良灯油」とは、
長期保存することや保存の状態が適切でないことで、
本来の灯油の状態から少し変質してしまっている灯油です。

一般的に販売されている灯油は一定の基準を満たしているので、
不良灯油になる原因としては、家庭などにおける保管が原因です。

具体的には、シーズンの最後に残った灯油を、
ヒーターの燃料タンクに入れたままにしておいたり、
赤いプラスチックの燃料タンクに入れたまま、
使わなくなってから半年ほど保管している際に、
温度変化などによって影響を受けてしまうものです。

燃料の変化以外にも考えられるものがあります。
ファンヒーターの内部にあるほこりなどです。

長期間使っている中で、
ファンヒーターの内部にほこりなどがたまることがあります。

そういったものが影響を及ぼし、
不完全燃焼を起こしてしまっている場合もあります。

ヒーターの臭いの修理は?

一般的に、ヒーターの臭いの修理は、
メーカーにお願いすることはできますが、
修理に要する時間や費用を考えると、
まずは燃料である灯油を新しいものに入れ替えて、
臭いの問題が解決するかどうか確認しましょう。

石油ファンヒーターの臭いについては、
不良灯油などが原因であることが多いということを、
ご説明しました。

不良灯油が原因の場合は、
燃料である灯油を新しいものに入れ替えることで、
多くの場合、解決します。

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燃料タンクなどに古い灯油が入っている場合には、
取り出すことや入れ替えることに手間取るのですが、
徐々に新しいものに変えることは可能です。

そうやって灯油を新しいものにしても
臭いが継続的に出るような場合は
他の原因を考える必要があります。

燃料、ほこりなど以外も臭いの原因としては、
石油ファンヒーターの燃焼部分の変形による場合もあります。

先ほども出した自動車の例ですと、
エンジン室内のプラグに汚れがついて、
燃焼の質が低下してしまうというものです。

自動車の場合、定期的(数万キロに一回)に
プラグの交換を奨励しています。

石油ファンヒーターの場合、
自動車のプラグのように簡単に交換などが、
できるものではありませんが、
メーカーなどに見てもらうことができます。

それが原因と思われる場合は、メーカーに修理依頼をしましょう。

ヒーターの臭いの対策で効果のある方法は?

基本的に、
石油ファンヒーターの臭いが気になる場合の効果的な対策として
最も簡単なことは、空気を入れ替えるということです。

石油ファンヒーターの整備などをきちんとしていても、
その構造上、どうしても臭いが出てしまう場合があります。

そういった場合は、臭いが気になった際に、
一時的に窓を開放し、空気を入れ替えることをオススメします。

臭いが気にならない場合でも
一定時間ごとに室内の空気の入れ替えをしないと
室内の空気が悪くなってしまいます。

最悪の場合、一酸化炭素中毒などになることもあります。
そういったことからも空気の入れ替えがオススメです。

他には、先ほどもご説明した対応になります。
灯油が原因と考えられる場合(昨シーズンの灯油を使っている)などは、
灯油を新しいものに変えます。

その際、燃料タンクなどに残っているものについては、
入れ替えが難しいので、一気に変えようとするのではなく、
吸い取れるものだけ吸い出し、そこに新しいものを、
入れていくという方法が良いでしょう。

少しずつそうやっていくことで、古いものが徐々になくなり、
新しい灯油に入れ替わっていきます。

また、分解して、内部のほこりを取るなどの掃除を行うことも有効です。

そういった対策を行っても、臭いが気になる場合は、
メーカーに修理に出すか、或いは、
新しいタイプのものに買い換えることになります。

まとめ

本記事では、
肌寒くなる季節に、春に片付けたヒーターを取り出した際、
気になる臭いについて、その原因と対策について、
詳しくみてきました。

基本的に、石油ファンヒーターの臭いの原因は、
主に未燃焼ガスに含まれる炭化水素であることが多いこと。

ヒーターの臭いの修理は、
メーカーにお願いすることはできるが、
その前にまずは、燃料である灯油を新しいものに入れ替えて、
臭いの問題が解決するかどうか確認すべきこと。

石油ファンヒーターの臭いが気になる場合の効果的な対策としては、
空気を入れ替えることであることをご紹介しました。

本記事が、秋に取り出したヒーターの臭いが気になった際の
対策に少しでもお役に立ちましたら、とても嬉しいです。

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