キムチの賞味期限切れはいつまで大丈夫?未開封だとどうか?半年は?
韓国が発祥の地であるキムチは、日本でも大人気ですね。
キムチは、発酵食品なので、健康にも良いとされていますが、
どのくらい保存できるのか分かりにくいので、
賞味期限切れはいつまで食べても大丈夫か知っておくことは大切です。
今回の記事では、キムチの賞味期限切れは、いつまで食べても大丈夫か、
キムチがおいしく食べられるのはいつまでか、
について、まず、最初にお伝えしていきたいと思います。
それから、
・未開封だったら、いつまでもつか?
・賞味期限切れ半年でも大丈夫か?
それぞれについてお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてくださいね!
キムチの賞味期限切れはいつまで大丈夫?
一般的に、キムチは賞味期限切れから1ヵ月程度経過しても、
食べられる場合が多いです。
もちろん、保存状態に大きく依存するので、
食べる前には、カビや異臭、酸っぱくないかを味見、確認した上で、
口にされることをオススメします。
キムチは韓国が発祥の発酵食品です。
日本の食品で例えると、
漬物のようなものや味噌のようなものになるでしょう。
昔の日本でもそうであったように、
キムチは韓国では家庭で手作りされることが多いです。
それぞれの家庭に代々伝わるレシピがあり、それに従って作られます。
ここでまず、キムチの作り方をおさらいしておきましょう。
まず白菜をたくさんの塩で漬けます。
一週間程度漬けたら、一度取り出して水洗いで塩分を落とします。
その後、唐辛子などの調味料と一緒に改めて漬け込みます。
そういう中で乳酸菌などの影響で少しずつ発酵していきます。
それぞれの好みの酸っぱさになったら食べます。
このようにして作るので、
韓国ではあまりキムチに関して賞味期限のようなものは、
意識されない場合が多いようです。
しかし、日本で売られているキムチの場合は、
少し状況が違います。
韓国で作られるものと比べあまり発酵をさせないものがあります。
日本の漬物のように塩で漬けることが、
メインになっているような場合です。
韓国の方よりも、辛さに対してネガティブな印象を持っている
日本人がいることなどが関係しています。
こういった作り方で作られたものは、あまり発酵が進んでいないので、
保存方法によっては、傷みが思いの外、早く進んでしまうことがあります。
「賞味期限」とは、その食品が美味しく食べられる期間とされています。
風味や味などがそれぞれのメーカーが、
美味しいとしている基準を満たしている期間を指します。
その為、保存の方法にもよりますが、賞味期限切れだったとしても、
それで絶対に食べられないということではありません。
キムチも同様です。
特にキムチは発酵食品なので、
保存の方法によっては、長持ちします。
いつまで食べられるのかというと、それぞれのケースで違います。
保存の方法によってキムチの状態が違ってきます。
保存に適しているのは冷蔵庫とされています。
10℃より低い温度であれば、発酵が進みにくくなります。
食べられるかどうかの判断は、
匂いや味などで確認する必要があります。
保存の方法などの影響で、
痛んできたキムチには、それなりのサインがあります。
例えば、見た目ではカビが生えてきます。
また、匂いでは通常のキムチとは違った腐敗臭やアルコール臭がします。
味では、雑味がします。
そういった変化点を、五感を使って感じ取り、
食べても大丈夫かどうか、判断することが大切です。
キムチの賞味期限切れ未開封だったらどうか?
一般的に、キムチの賞味期限切れは、
未開封の場合は、2ヶ月程度は大丈夫な場合が多いですが、
開封後は、賞味期限が過ぎたら、
速やかに食べられることをオススメします。
未開封の場合、食べられる期間は長くなります。
キムチは基本的には未開封であれば、
常温でも保存ができるとされています。
しかし、冷蔵庫に入れておいた方が傷みにくいので、
冷蔵庫での保存をオススメします。
食べられるかどうかの基準は先ほども見てきた通り、
見た目、匂い、味などを実際にチェックすることが大切です。
たとえ未開封であっても、保存の方法によって、
中身の状態が違ってきます。
未開封だから大丈夫と思わず、食べる前に必ず、
見た目、臭い、味などを十分に確認してから、
食べられるかどうか、判断しましょう。
キムチの賞味期限切れ半年でも大丈夫か?
一般的に、
いくら長期保存ができると言っても、
半年程度、賞味期限を過ぎたものは
かなり痛んでいることが想定されるので、食べるのは諦めましょう。
先ほども書いたように保存方法によっても違いがあります。
実際に状態を見て、判断する必要があります。
賞味期限を過ぎたキムチは、日に日に酸っぱくなっていきます。
そういったものは、そのまま食べるのではなく、
他の具と一緒に調理することで美味しく食べることができます。
大抵の場合、
加熱することで独特の酸っぱさがなくなります。
例えば、豚キムチです。
疲れを取る働きのある豚肉と一緒に炒めることで、
美味しく食べることができますし、健康増進にも役立ちます。
少し疲れが溜まってきた時に、
豚キムチで元気を取り戻すのも良いでしょう。
また、キムチ鍋もオススメです。
寒い季節には温まりますし、
鍋でいろいろな食材を食べることもできます。
まとめ
本記事では、キムチの賞味期限切れについて、
詳しく見てきました。
保存の方法によって、中身の状態が随分と違ってくること。
10℃以下の冷蔵庫保存が適していること。
キムチは賞味期限切れから1ヵ月程度経過しても、
食べられる場合が多いが、保存状態に大きく依存するので、
食べる前には、カビや異臭、酸っぱくないかを味見、確認した上で、
口にされることが大切であること。
未開封の場合は、2ヶ月程度は大丈夫な場合が多いが、
開封後は、賞味期限内が過ぎたら、速やかに食べること。
いくら長期保存ができると言っても、
半年程度賞味期限を過ぎたものは
かなり痛んでいることが想定されるので、食べるのは諦めるべきことを
ご紹介しました。
ただ、賞味期限切れ、1,2ヶ月経過して、発酵が進み酸っぱくなっても
他の具と一緒に調理するなど使い道があることもご紹介しました。
参考にしてください。