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充填豆腐の意味?賞味期限切れ一週間は食べても大丈夫?にがり危険?

   

最近、スーパーなどでは、
色々な種類の豆腐が売られています。
子ども向けに、キャラクターの形をした豆腐なども
売られています。

実はそれらは「充填豆腐」という種類の豆腐です。
製造法が普通の豆腐とは少し違っています。

豆腐は、製造法の違いによって、
色々な種類の豆腐を作ることができるようになっています。

そんな中でもあまり聞きなれない充填豆腐、
どんな豆腐なのか、購入する時の豆知識として、
知っておくと便利です。

今回の記事では、充填豆腐とはどんな豆腐かについて、
まず最初にお伝えしていきます。

それから、

・充填豆腐の賞味期限切れ一週間は食べられるか
・充填豆腐の危険なポイント

それぞれについてお伝えしていきます。

参考にしてくださいね!

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充填豆腐とはどんな意味?

一般的に、充填豆腐は、
豆乳を作るところまでは、他の豆腐と同じなのですが、
他の豆腐が水にさらしたりするのに対して、
充填豆腐は豆乳をそのまま容器に入れる点が、
普通の豆腐と大きく異なります。

「充填豆腐」は、製造法が、
「木綿豆腐」や「絹ごし豆腐」とは違っています。

豆乳を作るところまでは同じなのですが、
充填豆腐は豆乳をそのまま容器に入れます。
そして密閉し、その容器を加熱、冷却し、豆腐を完成させます。

一般的な豆腐は完成品を容器に入れるのは、
最後の工程になります。
それまで水にさらしたり、その他の工程があります。

その間、わずかではありますが、
雑菌などが繁殖する可能性はあります。

その点、充填豆腐は空気などに触れる機会が少ないので、
菌などの繁殖の可能性は少なくなります。

また、完成させる際に、普通の豆腐の場合は、
「水にさらす」という工程の中でいくつかの栄養素が、
水に溶け出してしまいます。

充填豆腐ではそういったことがないので、
葉酸(ようさん)などの栄養素が高くなっています。

 POINT! 

製造の過程で、豆乳を容器に入れた後に、
空気とは触れないので、雑菌などが繁殖しにくく、
賞味期限が他の豆腐と比べ長くなっています。

また、充填豆腐が木綿豆腐や絹ごし豆腐と大きく違うのは、
「型に入れてから加熱して固める」ということです。

このことによって、様々な形の豆腐を作ることが
できるようになりました。

木綿豆腐や絹ごし豆腐のように出来上がったものから、
形を切り出すことも不可能ではないですが、
相当困難です。

それと比べると容器の型を作っておいて、
そこに豆乳を流し込むだけの充填豆腐は、
より簡単に様々な形に豆腐を作ることが可能です。

形だけでなく、その製造法から味にもバリエーションができています。
充填豆腐を固める前の豆乳に、フレーバーを付けることで、
ゆず豆腐や枝豆豆腐などが簡単に作ることができます。

また、ババロアのような豆腐も販売されている。
黒蜜やジャムなどがついていて、
スイーツのような食べ方をするものも販売されている。

充填豆腐はその製造方法から、
豆腐のバリエーションを豊かにすることにつながっています。

充填豆腐の賞味期限切れ一週間は食べても大丈夫か?

一般的に、充填豆腐は、賞味期限切れ一週間は、
食べても大丈夫かどうかは、購入後の保存状態に依存するので、
長持ちする充填豆腐と言えど、必ずしも食べられる訳ではありません。

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先ほど、製造方法についてご説明した際、
充填豆腐は保存期間が長くなるということについて説明しました。

一般的な豆腐(木綿、絹ごし)と比べ、
もともと少し長めの賞味期限となっています。

「賞味期限切れ一週間」の充填豆腐については、
食べられる場合と食べられない場合があるので注意が必要です。

それは、保存の状態が関係しています。
充填豆腐はもともとその製造法から、
賞味期間は長く設定されています。

しかし、保存の状態によっては、
もっと早くダメになってしまうこともありますし、
もっと長持ちする場合もあります。

「賞味期間」は望ましい状態で保存をした場合において、
美味しく食べることができる期間を示しています。

保存の状態が望ましくない場合は、
それよりも短くなる場合もあります。

例えば、スーパーで購入した後、
長い間(数時間)常温の環境に置いておいた場合や
冷蔵庫の中でも入り口の近くで、
外気の影響を何度も受けるような場所に置いておいた場合などは、
実際の賞味期間は大きく影響を受けます。

このように保存の状態の影響を大きく受けるので、
賞味期限切れの充填豆腐を食べる際には、
匂いを嗅いでみたり、少しだけ食べてみるなどのチェックをした後に、
食べることが大切です。

もし変な匂いがしたり、
嫌な味がした場合は、食べるのをやめておきましょう。

充填豆腐の危険なポイントとは?

一般的に、
充填豆腐には、「にがり」が抜けていないので、
味が苦く感じられることがあります。
この「にがり」、豆腐の凝固剤(添加物)で、
元々人間が食べる為に作られたものはなく、
過剰摂取は体に悪影響を与えるので、食べすぎにはご注意下さい。

充填豆腐の危険なポイントとしては、
その製造法に関連があります。

普通の豆腐でも使う「にがり」ですが、
充填豆腐の場合、水に晒していないことから、
この豆腐を固める時に使う「にがり」が、
抜けていないという特徴があります。

それが味にも影響を与えます。
苦味が強く感じられる場合があるのは、そのためです。

●(ご参考;にがり)
 正式名称は、「粗製海水塩化ナトリウム」。
 別名、「塩化マグネシウム含有物」といいます。
 豆腐の凝固剤として、海水からとれる塩化マグネシウムを
 主成分とする食品添加物。
 飲み過ぎると、
  ・下痢
  ・ミネラル吸収阻害
  ・高マグネシウム血症
などの悪影響が出る場合があるので、過剰摂取は要注意。
充填豆腐を

まとめ

この記事では、充填豆腐はどんな豆腐かについて、
お伝えしてきました。

豆乳を作るところまでは同じですが、
他の豆腐が水にさらしたりするのに対して、
充填豆腐は豆乳をそのまま容器に入れる点が、
普通の豆腐と大きく異なること。

水にさらさない為、他の木綿豆腐や絹ごし豆腐に比べ、
保存期間が長いこと。

賞味期限切れ一週間経過しても食べられるかどうかは、
購入後の保存の状態に依存すること。

充填豆腐には、「にがり」が抜けていないので、
味に苦みがある場合があり、過剰摂取は良くないことをお伝えしました。

最近では、フレーバーの付いたものや
スイーツタイプのものなども販売されています。

それぞれの豆腐の特徴を理解し、
上手に使い分けていくことができると良いですね。

本記事が、参考になりましたら幸いです。

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