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危篤にかける言葉を本人に何を伝えるべき?ご家族には?お見舞い品?

   

仕事や地域などで色々な人と関わりながら生きていると、
「危篤」だという連絡が来ることがあります。

そういった際、危篤になったご本人やそのご家族に対して、
どのように声かけをしたら良いのかに付いて知っておくことは大切です。

今回の記事では、危篤になったご本人にかける言葉について、
まず最初にお伝えしていきたいと思います。

それから

・危篤にかける言葉でご家族には何と言えばいいのか
・危篤の知らせに持参するお見舞い品はどうすれば良いか

それぞれについて、お伝えしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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危篤にかける言葉を本人に何を伝えるべきか?

一般的に、危篤にかける言葉としては、
その人との関わりの中でとても楽しかったことや
嬉しかったことなどを伝えると良いでしょう。
また、いよいよと言う時は、安心させる意味でも、
残された人やものなどへの心配はいらないことを、
伝えることも良いでしょう。

「危篤」とは、
「医師の目から見て、回復の見込みが低く、
間も無く死亡の状態になると判断された時」
の状態とことを指します。

一般的には、危篤ということを告げられた場合、
数時間以内で亡くなることが多いです。
本当に死が差し迫った状態だということが言えます。

危篤の際には、家族、親族以外の人は、
お見舞いを控えた方が良いです。
危篤の場は、最期のお別れの場だからです。

関係の近い人達だけで、
静かに最期の時を過ごすことが良いからです。

ただ、危篤の本人やご家族からぜひ来て欲しいと
依頼される場合もあります。

そういった時は、急いで病院などへ向かうことが大切です。
危篤の際には、お見舞い品などを用意することよりも、
とにかく早く駆けつけることが大事になります。
医師が残り時間が、あと数時間だと判断している状態なので、
一刻を争います。

仕事中の場合にも、中断し、
周りの人に状況を伝え、すぐに病院などへ向かいます。

もし、身内などに病状が悪く、
死期が迫っているような人がいる場合には、
そういったことを職場の周りに人に、
予めそれとなく伝えておくと、
いざという時にスムーズに行動することができます。

病院について危篤の本人の前まで行ったら、
出来るだけ前向きなことを言うようにすると良いでしょう。

 POINT! 

病状にもよりますが、
危篤の状態の人でも意識はあり、周りで話されて
いることを理解できている場合は多いそうです。

痛みや服用している薬の影響などで、
あまり反応は無いことも多いですが、
理解できていると思って話しかけることが良いでしょう。

具体的には、その人との関わりの中でとても楽しかったことや
嬉しかったことなどを伝えると良いでしょう。

また、残された人やものなどへの心配はいらないことなどを、
伝えるのも良いかもしれません。

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危篤にかける言葉でご家族には何と言えばいいのか?

一般的に、危篤の場合、そのご家族には、
気持ちをしっかり持つようにといたわりの言葉をかけましょう。
間違っても、「ご愁傷様です」なんて言わないように、
くれぐれもご注意下さい。

身近な人から家族が危篤であることを、
告げられることもあります。

職場などでそういった状況になった時は、
とにかくすぐに病院などに向かうよう促します。

本人がその状況で混乱しているような場合は、
色々フォローしてあげることも大切です。

具体的には、タクシーを呼ぶ、車で送ってあげるなどです。
声かけとしては、以下のようなものが良いでしょう。

「大変ですね。すぐに病院へ向かいましょう。1人で大丈夫ですか?」

「気持ちをしっかりと持ってください。すぐに行きましょう。
 手伝えることがあったら言ってください。」

「すぐに行きましょう。こちらのことは大丈夫ですから。
 とにかく一緒にいてあげることを優先して。」

気をつけた方が良いのは、「ご愁傷様」と言う言葉です。
この言葉は、死亡後にかける言葉なので、注意が必要です。

また、危篤を告げられたのにそのままの状態が、
数日続くようなこともあります。

危篤と聞かされたのに、「亡くなった」という報告が無い場合です。

そういった際は周りから催促をするのではなく、
相手から言ってくるのを待つようにしましょう。

そういった状態の時、家族は焦るような、
困るような非常に複雑な心境が続いていることが想像されます。

何か状況に変化
(亡くなってしまった、奇跡的に危篤の状態から持ち直した)
があった際には相手からそう言ったことが伝えられます。

危篤に関わる家族、親族は様々な面で、
忙しく、余裕がない状態です。
周りの人は、そういったことを理解し、
対応していくことが求められます。

危篤の知らせに持参するお見舞い品とは?

基本的に、
危篤の知らせを受けた場合、お見舞い品の持参は不要です。

先ほども見てきたように、
危篤の際にはお見舞いの品を用意する必要はありません。

早く駆けつけることが何より優先されることです。

一般的に危篤の際は、
そのまま亡くなってしまうことが予想されます。

お見舞い品など何かを持っていくことで却って、
片付ける手間などを増やしてしまうという面もあります。

そういう訳で、危篤の知らせを受けたら、
お見舞い品のことは考えず、何はともあれ、
いち早く駆け付けるべきです。

まとめ

この記事では、
危篤の際にかける言葉について、お伝えしました。

危篤にかける言葉としては、
その人との関わりの中でとても楽しかったことや嬉しかったことを
かけてあげること。

そのご家族には、
気持ちをしっかり持つようにといたわりの言葉をかけること。

危篤の知らせを受けた場合、お見舞い品の持参は不要であることを、
お伝えしました。

危篤というのは、特殊な状態ですので、
その場に合った声かけが必要になります。

人の生死に関わる際の不用意な言葉は、
相手を深く傷つけてしまうこともあります。

状況をしっかりと判断し、
相手にかける言葉を慎重に選びたいものです。

本記事が、参考になりましたら幸いです。

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