親戚が危篤だと会社を休むのは問題ないか?会社に報告?仕事の連絡?
会社勤めの場合、
危篤は危篤でも、「親戚が危篤」というケースでは、
会社を休んで駆け付けることに対して、少し難しい場合があります。
無論、祖父母や親、兄弟などの近い身内が危篤の場合、
会社を休んで駆け付けることに異論をはさむ余地はありません。
それが「親戚」の場合、それが「会社を休むものなのか」という判断が
人によって違ってくることがあり、その考え方を整理しておくことは、
大切です。
今回の記事では、「親戚が危篤」の場合、会社を休むことについて、
まず最初にお伝えしていきたいと思います。
それから、
・親戚が危篤で休む場合はどのように会社に報告すべきか
・親戚が危篤で休む場合の仕事の連絡はどうすべきか
それぞれについてお伝えしていきますね。
ぜひ参考にしてくださいね!
親戚が危篤だと会社を休むのは問題ないか?
基本的に、親戚が危篤の場合、会社を休むことについては、
・その親戚との関係性
・急いで駆け付ける必要があることの会社への説明
の2点がポイントになります。
これは、2つのことが関係しています。
1つ目は親戚との関係についてです。
危篤の際に病院に駆けつけるのは、普通、家族など関係の近い人の場合です。
親戚でも、従兄弟や叔父叔母などの場合は、
すぐに病院に駆け付けることはそれほど多くありません。
最期の別れは、近親者のみで行われることが多いです。
そういう理由で、
親戚が危篤の際に、病院などに行った方が良いのかそうではないのかは、
ケースバイケースです。
その人との関係性や親戚の数などによります。
また、会社の上司、同僚たちの手前、
「そんなに遠い関係の人の最期に駆けつけるのか」
などと言われないようにする必要があります。
例えば、従兄弟の危篤の際に病院などに行くか行かないかは、
日頃の親戚関係の状態によって変わります。
それらは本人しか分かりません。
他に身内がなく、血のつながりとしては遠いけれども、
自分が行かなければならないというケースもあると思います。
そういった理由の部分を、丁寧に説明することが大切です。
また、危篤の連絡を受け、病床へ向かう際は、
急いで行くのはもちろんなのですが、
数日間に渡る可能性があるということも、
頭に入れておく必要があります。
一般的に危篤とは「もうすぐ亡くなりそうな状態」を指します。
しかし、医師に危篤を告げられてから、
数日間、亡くならずにいるというケースは少なくない割合であります。
また、ごく稀にですが、
危篤を告げられた方が、ある程度元気に回復すると
いうこともあります。
そういったことがあるかもしれないということを、
頭の片隅に入れておき、対応を考えておくと良いでしょう。
親戚が危篤で休む場合はどのように会社に報告すべきか?
基本的に、親戚が危篤で会社を休む場合は、
その親戚との関係性が強いこと。
危篤とはいえ、数日間、会社を休むことになるかもしれないことを、
会社に説明しておくことが大切です。
先ほどもお伝えしたように、会社には丁寧に説明する必要があります。
また、数日間、お休みを頂く可能性があることも伝えましょう。
事前にそういった事をきっちり伝えておくことが、
後々の誤解やトラブルの発生を未然に防ぐことにつながります。
危篤の連絡が昼間で、
上司と顔をあわせることができる状態であれば、
直接状況の説明をすることが望ましいです。
危篤の連絡が夜などの場合は、直接顔をあわせることができません。
そういった場合は、メールなどで連絡を入れ、
その後、電話できちんと話をするという形が望ましいです。
細かい仕事の対応な話などは、
代理で担当頂く人とメールなどのやりとりした方が、
ミスも少なくなります。
親戚が危篤で休む場合の仕事の連絡はどうすべきか?
一般的に、親戚が危篤で会社を休む場合、
仕事の引継ぎに関しては、顧客に迷惑がかからないように、
しっかりと代理人を決めて対応することが大切です。
親戚が危篤で休む場合、
仕事での連絡などに問題が生じてしまうこともあります。
危篤の連絡がきて、休むことが決まった時点で、
代理の人を決めるなどの方法が適切です。
同じ部署の人などがそういった役割に就くことが適切です。
場合によっては、仕事の相手先にも必要に応じて事情を説明し、
理解を求めると良いでしょう。
先ほども書いたように危篤の際は、対応が数日に及ぶこともあり得ます。
危篤の状態が長引いたり、亡くなってしまったりした後の対応などです。
そういった際は、無理のない範囲で会社に連絡を入れることが望ましいです。
こちらが危篤で対応していると分かっているので、
会社から連絡が入ってくることはほとんどないと思われます。
その為、こちらから連絡を入れることが大切になります。
たとえ代理の人を立てておいても、
その人には、どうしても判断できないような場合もあります。
メールや短い電話で済む用件もあります。
上司や代理になってくれている人に、
適宜、「大丈夫ですか?」という感じのメールを入れましょう。
併せて、こちらの状況も伝えると良いでしょう。
まとめ
今回、親戚が危篤になったので、会社を休む際、
会社にどのように伝えていくのかということについてまとめました。
親戚が危篤の場合、会社を休むことについては、
・その親戚との関係性
・急いで駆け付ける必要があることの会社への説明
の2点がポイントになること。
その親戚との関係性が強いこと、
危篤とはいえ、数日間、会社を休むことになるかもしれないことを、
会社に説明しておくことが大切であること。
仕事の引継ぎに関しては、顧客に迷惑がかからないように、
しっかりと代理の人を決めて対応することが大切であることを
お伝えしました。
危篤の際は急がなくてはいけない場合がほとんどです。
対応でバタバタしてしまうこともあるのですが、
会社への報告、連絡をきちんと取ることが大事になります。
また、日頃からの職場での人間関係などがこういった時に試されます。
良い人間関係を作っておくことはやはり大切なことです。
本記事が、いざと言う時、会社への対応について、
少しでも参考になりましたら、嬉しいです。