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賞味期限の決め方とは?消費期限とは?賞味期限と消費期限の違いとは?

   

食品を買う時や実際に使う時に、特に気になるのが、
賞味期限や消費期限の日付。

普段、賞味期限切れを口にすることもあるかもしれません。

でも賞味期限というのは、果たしてどのように決められているのか、
知っておくことは、いざ食べようとする食品が、
賞味期限切れの場合にどうすべきか判断するのにとても役立ちます。

今回の記事では、賞味期限の決め方について、
まず最初にお伝えしていきたいと思います。

それから、

・消費期限について
・賞味期限と消費期限の違いについて

それぞれについてお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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賞味期限の決め方とは?

基本的に、賞味期限は、未開封で適切に保管された場合に、
その食品の本来の風味や味を損なわず、美味しく食べられる期間であり、
各食品メーカーが、食品毎に保存条件などを考慮して、
色々な検証の結果から決めています。

スーパーなどで売られているものについている日付は、
「賞味期限」であることが多いです。

 POINT! 

「賞味期限」とは、簡単に言うと、
「美味しく食べられる期間」となります。

味や香り、食感などが望ましい状態で食べられる期間となります。
スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料など、
どちらかと言うと傷みにくい食品に表示されています。

表示は一般的には、「年月日」ですが、
作ってから3ヶ月以上もつものには、
「年月」で表示されることもあります。

その為、多くの食品では、賞味期限を過ぎたからと言って、
急にその食べ物が食べられなくなると言うことではありません。

ただし、そういったものをスーパーなどで販売することはできないので、
賞味期限が近くなって食品は割引(20%引き、半額など)され、
廉価で販売されています。

「賞味期限」は、その食品の性質や季節などによって少しずつ違います。

例えば、梅雨時や夏場などは食費が劣化しやすい状況なので、
冬と比べて短い設定とされています。

また、先ほど「賞味期限」を少し過ぎても、
食べられなくなる訳ではないと書きました。
実際に食べる際には、しっかりと表面の様子を見たり、
匂いを嗅いだり、少しだけ食べてみて、味を確認する
など、事前確認することが大切です。

もう1つ注意が必要なのが、賞味期限は、
「未開封」が大前提であると言うことです。

書かれている期日は、「袋などを開けない状態で」とされています。

一度、開封し、空気に触れると品質の悪化が進みます。
「賞味期限」に関わらず、一度開封したものは、
できるだけ早めに食べることが必要です。

消費期限とは?

基本的に、消費期限とは食品の中でも
すぐに傷みやすいものに対して表示されています。
消費期限を過ぎた場合は、食べることは諦め、
潔く廃棄されることをオススメします。

「消費期限」は、「安全に食べられる期限」のことです。

お弁当、サンドウィッチ、お惣菜、ケーキなど、
傷みやすい食品に対して、表示されています。

「消費期限」の場合は、時間まで指定してあることもあります。
例えば、「◯月◯日AM3時」などです。

「消費期限」も「賞味期限」と同様、
保存の方法によっては、思いのほか傷みが、進んでしまう場合があります。

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例えば「冷蔵保存」とされているものを、
常温にしばらく置いておいたりしてしまうと、
急激に品質が悪化する場合があります。

また「開封」した場合も同様です。
密封の状態では、中は雑菌などが繁殖しないような環境になっていますが、
一度でも開封してしまうと、空気感染で、中に雑菌などが入りこみ、
繁殖が進んで、食品がすぐに傷んでしまいますので、要注意です。

賞味期限と消費期限の違いとは?

基本的に、「賞味期限」と「消費期限」の違いは、
前者が美味しく食べられる期限であり、
後者はその期限までに食べるよう食品メーカーが消費者に、
明示している期限のことで、大きな違いがあります。

「賞味期限」と「消費期限」を整理すると次のようになります。

「賞味期限」:この期間であれば美味しく食べることができる
「消費期限」:この期間を過ぎたら食べない方が良い

字も似ていますし、表示の方法も似ているので、
あまり違いを意識していない人も多いのではと想像します。

しかし、特に「消費期限」を過ぎたものは、
危険なので注意が必要です。

一方、品質の変化の極めて少ないものについては、
表示の省略ができるとされています。

具体的には、
・デンプン
・チューインガム
・冷菓
・砂糖
・アイスクリーム類
・食塩
・お酒類
・飲料水
・資料飲料水

などです。

現在は「食品ロス」などが話題になっています。

「賞味期限」が過ぎてしまったから、
すぐに全て捨ててしまうと言うのではなく、
状態を見ながら加熱調理で使うなど、
まだ食べられるのに廃棄するなどの無駄はなくしたいものです。

しかし、本来は「賞味期限」や「消費期限」を過ぎてしまわないように、
上手に使い切る、計画的な買い物をすることが大切でしょう。

現在は、冷蔵庫や冷凍庫が大きくなり、機能も進化しました。
そのおかけで、多くのご家庭でたくさんのものを買い貯めてしまいがちです。

「必要なものは、必要な分だけ!」のような考え方を、より大切にし、
実践していくことが、食品ロスを減らすことにつながるので、
出来るだけ実践していきたいものです。

まとめ

この記事では、「賞味期限」の決め方を中心に、
「賞味期限」や「消費期限」を過ぎてしまった食品が、
食べられるかどうかについてまとめました。

賞味期限は、未開封で適切に保管された場合に、
その食品の本来の風味や味を損なわず、美味しく食べられる期間であり、
各食品メーカーが、食品毎に保存条件などを考慮して、
色々な検証の結果から決めていること。

また消費期限とは、食品の中でもすぐに傷みやすいものに対して表示されており、
消費期限を過ぎた場合は、食べることは諦め、潔く廃棄すべきこと。

「賞味期限」と「消費期限」の違いは、
前者が美味しく食べられる期限であり、
後者はその期限までに食べるよう食品メーカーが消費者に、
明示している期限のことで、大きな違いがあることをお伝えしました。

「賞味期限」「消費期限」では、意味合いが大きく違います。
「消費期限」を過ぎたものを食べるのは危険です。
一方、「賞味期限」であれば、少しくらい過ぎても大丈夫です。

そう言ったことを意識しながら、
上手に食生活を送って、少しでも食品ロスを減らしていきたいものです。

本記事が、賞味期限と消費期限の意味の理解と
ご家庭での食品ロスの無駄をなくすのに、
少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。

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