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トランプは壁になぜ拘るのか?メキシコとの国境に建設される可能性?

   

トランプ大統領は様々な意味で、
他国へ政治的、経済的に世界で最も大きな影響力を
持つ人物です。

それが良い形で発揮される場合もありますが、
残念ながら逆の場合もあります。

現在、トランプ大統領が強く主張している政策の中で、
「メキシコとの国境に壁を作る」という考えがあり、
多くの人々がその行く末に注目しています。

他国の政策にも大きなインパクトがあり、これに対する
トランプ大統領の考え、その意味するところ、他国への影響を、
学んでおくことは、非常に大切です。

この記事では、トランプ大統領が主張する
メキシコとの国境に建設しようとしている壁への拘りについて、
まず最初にお伝えしていきたいと思います。

それから、

・トランプ大統領が壁をメキシコ国境沿いに建設できる可能性

についてお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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トランプ大統領は壁になぜ拘るのか?

基本的に、トランプ大統領が、メキシコ国境沿いに壁を作ることに
拘っている背景は、選挙と大きく関わっています。

次の大統領選挙を控え、アピールできるものを作っておきたい
という思いもあるのでしょう。

 POINT! 

その為、トランプ大統領が壁建設に拘る理由は、
その選挙対策が大きく関わっています。

前回の大統領選挙で公約として掲げていたものを、
しっかりとやることで、
そのことを大きくアピールすることができます。

トランプ大統領は、外交でも内政でも、
様々な不安要素を抱えているので、
こういった目に見えるもので、
挽回したいと考えていると思われます。

これは北朝鮮の金委員長との会談についても言えることです。

朝鮮半島に平和を願ってということもあるのですが、
トランプ大統領の実績作りという面も大いにあります。

そりゃそうでしょう。
世界が注目する世界の異端児である北朝鮮と核廃絶と平和交渉が
うまく進めば、トランプ大統領に取ってこの上ない、
大きな成果になります。

仲間内の集会で、「ノーベル平和賞」を期待する声援が起こった際や
安倍首相がノーベル平和賞に、トランプ大統領を推薦した
ということを述べている際のトランプ大統領の姿は、
本当に嬉しそうな感じがします。

念願の「ノーベル平和賞」の獲得も、
まんざら夢ではないかもしれません。

トランプ大統領が壁をメキシコ国境沿いに建設できる可能性は?

一般的に、トランプ大統領が計画している、
メキシコ国境沿いの壁の実現可能性は、
道義的な面に加え、膨大な予算が必要であることから、
かなり低いとされています。

アメリカとメキシコの国境線は約3,000キロもあります。

それらの全てに壁を作ろうとすると、
莫大な費用と労力が必要になります。

そういったことを考えると、
実現の可能性は低いと考えるのが一般的です。
あまり現実的ではないと言えるでしょう。

一方違う側面で見た場合、
この壁を建設することで、メリットを享受できる人がいます。
逆にデメリットを受けてしまう人もいます。
そういった人たちが社会を分断しながら、対立しています。

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まず最初に、壁建設で、メリット、
すなわち恩恵を受ける人々がいます。

壁建設には、膨大な予算が必要になるので、
その建築に関わる業者にとっては、大きな利益を、
手に入れるチャンスになります。

長期的な仕事を請け負うことができるという面でも、
業者に取っては、願ったりかなったりの計画です。

また、外部からの移民などで直接的、間接的に、
不利益を被っている人にとっては、
壁ができることにより、恩恵を受けることになります。

メキシコとの国境が近いエリアでは、
不法入国者などによる犯罪の多発が問題となっています。

更に、そういう不法入行者は、低賃金で仕事を受けるので、
メキシコ国境沿いに住むアメリカ人の雇用機会の損失を引き起こし、
現地住民と不法入国者の間に大きな軋轢(あつれき)を生じさせています。

壁ができることによって、
そういった問題が少なくなると考えられ、
一見、常識から外れたように見えるトランプ大統領の
壁建設もある意味、道理にかなったものと見られる側面もあります。

事実、壁建設で逆境に立たされる人々は、
中南米から難民としてアメリカに移ろうとしている人々などです。

中南米では、経済的な問題、政治的な問題など、
様々な問題から国外へ脱出する人々がいます。

そういった人々は、アメリカを目指すことが多かったのです。
そういった人々は、不法入国者となることも多く、
ドラッグなどを中心として治安悪化の原因とされています。

また、トランプ大統領が主張する、
メキシコとの国境沿い3,000kmに渡る壁建設に
必要な予算は「230億ドル(約2兆6,000億円)」とされています。

非常に長大な施設になり、建設には莫大なお金が必要になります。

予算の関係で議会が混乱し、
予算が成立しないという状態にもなりました。
政府関係施設が長期間閉鎖されてしまいました。

ただし世界は壁をなくそうという動きが進んでいます。

物理的な壁、例えば、ベルリンの壁のようなものが崩壊しました。

また、貿易上の壁も関税撤廃など、
なくなる方向で進んでいます。

そういった世界の潮流の中で、
超大国であるアメリカが壁を建設するということは、
非常に大きなインパクトがあります。

「自国第一主義」のようなものが、
強く打ち出されてくるようになっています。

現代の世界は、もはや一国だけで成り立つような時代ではありません。

壁建設が世界に与える影響は非常に大きなものです。
今後も注視が必要でしょう。

まとめ

本記事では、トランプ大統領が拘る、
メキシコ国境の壁の建設について、詳しくお伝えしました。

トランプ大統領が、メキシコ国境沿いに壁を作ることに
拘っている背景は、選挙と大きく関わっていること。

またメキシコ国境沿いの壁の実現可能性は、
道義的な面に加え、膨大な予算が必要であることから、
かなり低いとされていることをお伝えしました。

国境の壁の実現には膨大な予算が必要であり、
完成させるのは、かなり難しいのではと言われています。

ただトランプ大統領は、歴代の大統領とは一線を画すように、
今までの常識が通用しない大統領です。

これまでの世界の常識ではあり得ないようなことが、
実現してしまうこともあり得ます。

やはり今後もトランプ大統領の一挙手一投足には、
注目していくべきでしょう。

本記事が、トランプ大統領が拘る、
メキシコ国境沿いの壁建設の背景や色々な面から見た意味などの理解に、
少しでもお役に立ちましたら、嬉しいです。

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