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作文の上手な書き方とは?小学校の生徒がおさえるべきポイント!

   

小学校などでは、
夏休みに「読書感想文」の宿題があるところが多いと思います。

他にも様々な場面で文章を書くことがあります。
文を書く能力はその後の人生においても様々な所で役立つので、
作文の上手な書き方を学ぶことは大切です。

この記事では、作文の上手な書き方を
まず最初にお伝えしていきたいと思います。

それから、

・作文の上手な書き方で小学校の生徒がおさえるべきポイント

についてお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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作文の上手な書き方とは?

基本的に、作文の上手な書き方は、
短期的な視点と長期的な視点の両面を鍛えることが大切です。
短期的には、1つの文章を短くするなどスキルの部分。
長期的には、日頃から感性を養って、自分の思いを
文章化する能力を高めることです。

小学校においては、様々な場面で作文を書きます。

夏休みの宿題での「読書感想文」、
1日を振り返る「日記」などです。

長くない文章では、何かの活動の後に書く、
「振り返り」などがあります。

文の長さに関係なく、文章を書くということは、
自分の考えを客観的に見つめる機会となります。

その時点の自分の考えが一度、文章という形で表現されることで、
問題点や良かった点などを見つめることができます。

どのようなタイプのものでも、
「書くこと」は大切にしていきたいものです。

 POINT! 

具体的に、作文を上手に書くにあたっては、
短期的な視点と長期的な視点で少し様子が違ってきます。

まず短期的な視点では、
目の前の作文を上手に書くようにするための
「スキル」のようなものがいくつかあります。

これは良い文章を書くということと
共通しているものでもあります。

例えば、「1つの文章を短くすること」です。

子供が文を書く際、つい長くなりがちです。
書きたいことがいくつもある時に、それをつなげてしまうからです。
そうなると、途中で主語が変わってしまい、
分かりにくい文になってしまうことがあります。

また、読書感想文では、
「あらすじの紹介をなるべく減らすこと」も大切です。

あらすじを紹介しようとすると、
それだけでかなりの字数を使ってしまいます。

あらすじはその本を読めば分かることなので、
あまり必要ありません。

大事なのは、自分が感じたことなので、
なるべくそういったことに字数を使うことができるように
することも大切です。

長期的な視点では、
子供の言葉への感性を豊かにしたり、
文を書くことへの親和性を高めていったりすることなどが大切です。

作文の書き方などのスキルの部分では、
書式を整えることなどで短期的に
見栄えが良くなる方法はあります。

しかし、本来の文章を書く力というものは、
そういった表面的な部分だけなく
本質的な部分で、その子が何を考えているのか、
という部分が大事になります。

形式だけ整っていたとしても、
中身のないものではあまり意味がなくなってしまうということです。

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作文の上手な書き方で小学校の生徒がおさえるべきポイント!

基本的に、作文の上手な書き方のポイントは、
どのような作文においても、「自分の思い」を大切にすることです。
自分がどのように感じ、自分ならこういう理由で、
こういう風にしたいという自分の思いを中心に書くことが
最も大切なポイントになります。

自分の思いを大切にしないと、
単に出来事を羅列するような文になってしまうことが多いです。

例えば、読書感想文では、

 「主人公の〇〇が〇〇しました。友達の〇〇が来て、
  一緒に〇〇しました。
  次の日は、〇〇しました。〇〇のようになって
  良かったと思いました。」

というようなものです。

本のストーリーを要約し、
そこに軽い感じの感想を合わせた感じのものです。

そういったものではなく、その本を読んで、
自分が感じたこと、考えたこと、疑問に思ったことなどについて、
突き詰めていくということが、良い文につながっていきます。

その中で自分のこれまでの経験などと、
関連が出てくるとさらに良いです。

そうやって本にある出来事をきっかけにして、
自分の考えを大きく膨らませていくのです。

本の内容は、自分の考えを深めていくきっかけに過ぎません。

読書感想文において、自分の考えに至ったきっかけとして、
紹介するような扱いで良いでしょう。

本のストーリーから離れ、
自分の考えを深めていく、広めていくことを
中心に考えていくと良いです。

分量の比率としては、考えるきっかけとなった物語の出来事を、
「1」 で、残りの「9」を自分の考え
くらいの比率が適切でしょう。

また、この自分の考えを深めていくことは、
その子供が、普段からどの様なことに興味があり、
何を考えているのかということに繋がっていきます。

深く考えられているような、
読んでいる人が興味深いと感じられるような文章を書くためには、
普段から様々なことに興味を持ち、
調べたり、考えたりすることが必要です。

こういったものは、短期間で身に付けられるものではありません。

普段から、色々なものに興味を持ち、疑問を持ち、
それを自ら調べたり、考えたりすることの積み重ねで得られるものです。

これは、これからの学びにおいて重要であるとされている
「アクティブラーニング」の考えに近いものです。

「アクティブラーニング」:
  学習者である生徒が受動的となってしまうような授業を行うのではなく、
  能動的に学ぶことができるような授業を行う学習方法。

まとめ

本記事では、作文の上手な書き方について、
詳しくお伝えしました。

作文の上手な書き方は、
短期的な視点と長期的な視点の両面を鍛えることが大切であること。
短期的には、1つの文章を短くするなどスキルの部分。
長期的には、日頃から感性を養って、自分の思いを
文章化する能力を高めること。

作文の上手な書き方のポイントは、
どのような作文においても、「自分の思い」を大切にすること。
自分がどのように感じ、自分ならこういう理由で、
こういう風にしたいという自分の思いを中心に書くことが
最も大切なポイントになることをお伝えしました。

分かりやすい読書感想文を例に、まとめてお伝えしましたが、
ポイントは、「自分の考え」です。

出来事や本によって、
自分の考えがどれだけ深まったのかということについて、
表現できると良い作文が書けます。

本記事が、作文を上手に書くにあたって、
少しでもお役に立ちましたら、嬉しいです。

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