喪中はがきのマナーとして出す範囲は?相手は?時期は?
2019/05/18
自分に取って大切な身内を失った悲しみの為、
お正月の挨拶を控える場合、普通喪中はがきを出します。
でもほとんど交流のなかった遠い親戚が亡くなった場合も
喪中になるのか?
喪中になったら、喪中はがきを出す相手は?
喪中はがきを出す時期はいつか?
など、喪中はがきのマナーに関して、
よくわからないという方が多いのではないでしょうか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
喪中はがきのマナーとして出す範囲は?
基本的には、喪中の範囲という定義はありません。
元来、喪中はがきは、大切な身内を失った悲しみの為、
お正月の挨拶を控えるということを相手に伝えることが
目的になります。
ですから、
- 故人との関係が何親等である
- 亡くなってからの期間が何ヶ月である
- 結婚して姓が変わっている
- 内孫である。外孫である
- 同居である。別居である
など様々なケースでも、喪中かどうかとは一切関係ありません。
「喪に服する」というのは、
「自分にとって大切な身内を失った悲しみの為、お正月の挨拶など、
祝い事などから距離をおいています」
という状態のことを指します。
ですから、自分が喪中かどうかの基準は、
「自分が悲しいかどうか」
ただそれだけです。
万人が納得する「喪中の範囲」などはありません。
喪中はがきのマナーとして出す相手は?
実は、喪中はがきというのは、通称で、
本来は、「年賀欠礼」という挨拶状になります。
ですから、親族も含めて葬儀に来て頂いた方たちに、
喪中はがきを出しても問題ありません。
喪中はがきは、
「年賀のご挨拶ができませんので、失礼します」
というお知らせですから、年賀状のやり取りをしている
全ての方にも出しましょう。
喪中はがきのマナーとして出す時期は?
喪中はがきは、できるだけ相手の事を考えて、
相手が年賀状を準備する前に届くように送りましょう。
大体、11月の下旬から、12月の初旬までに
送付するのが良いでしょう。
まとめ
喪中はがきのマナーって、一般的にあいまいで、
よくわからず、年配の方に相談することが多いかもしれません。
喪中かどうかは、当の本人が判断するもので、
自分に取って大切な人が亡くなったので、とてもじゃないが、
お正月をお祝いの気持ちで迎えられないという場合に、
毎年、年賀状を頂く相手に、喪中はがきを出して、
事前に「年賀欠礼」を連絡するものです。
ですから、喪中はがきは余裕を持って準備し、
遅くとも、12月の初旬までに相手の手元に
届くように発送しましょう。