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しめ縄の向きはどうすべきか?出雲大社の場合は?神社は?

      2019/05/18

正月には、新年を厳かに迎えたいということで、
玄関にしめ縄をされる方が多いようです。

でも、しめ縄をする時、しめ縄の向きって決まりがあるのか?
どの方向に向けるべきか、よくわからないと思いませんか?

しめ縄をする時には、方向以外に、
何か気をつけないといけないことはないのか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。

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しめ縄の向きはどうすべきか?

しめ縄は、そこを結界(境目)とし、
邪気が入ってこないようにする物です。

ですから、
本来は、内か外かが問題で、方向は関係ありません。

また、しめ縄の大きさを気にされる方がおられますが、
それも関係ありません。

普通、東日本では、しめ縄は太い方を右とする場合が多いです。

一方、出雲式はその反対です。

また、しめ縄の向きは、地域によって様々です。

方角で定める地域もあります。
その場合は、あなたの家の神棚が東向きならば、右が太くなります。
それは太陽の強い報告に頭(太い部分)をもっていき、
太陽の弱い報告に尻尾(細い)を向けるという考えです。

 POINT! 

どうしても、しめ縄の向きが気になる方は、
地元の神社や県神社庁に確認して、
その土地の風習にあわせるのがオススメです。

しめ縄の向きで出雲大社の場合は?

出雲大社の場合、しめ縄の向きは、太い方が左になります。

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しめ縄は外にかけると外から建物の中に悪いものが
入ってこないようになると考えられています。

つまり中にかけると中から建物の外に悪いものが
出て行かないようになると考えられているわけです。

日本の歴史研究家の井沢元彦先生の説は、以下の通りです

出雲大社に祭られている大国主大神は、
後に大和朝廷となる勢力に「対抗」していた人なので
「この世に出てくるな」という主旨で祭られているので、
作法が他の神社と異なるのは、対抗していた人を
祭っているから、といった事情があるからです。

では、なぜ大和朝廷の敵だった人を祭っているかというと、
それは敵の怨霊を恐れているからです。

だから大国主大神は、
「あの世を司る神様」の地位を得ています。

そして、
「神様の地位を与えるから、その代わりにこちらの世界には出て来ないで」
といってる訳です。

神社のしめ縄の向きは?

しめ縄の種類は多種多様ですが、神社の場合、一般的には、
左綯いで、飾りかたは本(太い方)が右、末(細い方)が左が多いです。

これは社殿に向かって右を上位とし、綯い始めを右にするという事によるものです。

しかし、実際のところは、はっきりと決まっているわけではありません。

神社によってもいろいろです。

まとめ

しめ縄の向きは、神社によっても変わるし、
土地の風習によっても変わります。

ですから、どうしてもしめ縄の向きが気になる場合は、
地元の神社や県神社庁に確認して、
その土地の風習に合わせることをオススメします。

しっかりとしめ縄をして、
晴れやかに正月を迎えたいものですね。

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