お正月の飾り玄関には何を?いつからすべきか?処分はどうするか?
2019/05/18
お正月は、気分を一心して、
晴れやかに新年を迎えたいものですね。
そんな時、悩むのが、
玄関の飾りではないでしょうか。
お正月の玄関の飾りは、
しめ縄だけでいいのか?
門松も飾らないといけないのか?
本当のところはどうなのか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
お正月の飾り玄関には何を?
「お正月」は、五穀豊穣と幸いをもたらす年神様を迎える行事です。
ですから、しめ縄や、門松を飾って新年を迎えるのが
本来の姿です。
一般のお家では、しめ飾りを玄関に飾る場合が多いです。
POINT!しめ飾りは、その内側が年神様を迎えるための
清浄な空間であることを示すものなので、
しめ縄や門松を飾らない場合は、しめ飾りを飾ることをオススメします。
しめ縄は、神が宿り、良い気を運び、
そして不幸を抹消してくれるものです。
また門松は神様の依代(よりしろ)となるもので、
門や玄関に飾って、「ここに来てください」
と年神様を案内する為のものです。
昔は椿や栗などが使われていましたが、
平安時代の頃から、お目出度い木とされた松と竹が添えられて、
今に至っています。
お正月の玄関の飾りはいつからすべきか?
・12月29日は、「苦が待つ」
・12月31日は、「一夜飾り」
と言って、その日に、
目出度いお正月の飾りを飾ることは好ましくありません。
12月27、28日に飾ることをオススメします。
年神様を迎え入れたら家の中に穢れが入らないように
守っているのが、しめ飾りの役目です。
つまりしめ飾りは神様を迎えるその一度のみ
効力があるわけですから毎年替えないといけません。
いつまでも勿体無いからなどといって、
何年も使い回すことは控えましょう。
お正月の玄関の飾りの処分はどうするか?
地方によっては異なる場合もありますが、
一般的には、
年神様のいらっしゃる「松の内」が過ぎる
1月7日に、お正月飾りはとり払います。
また、小正月のどんど焼きなど、神社などの境内で、
お正月飾りを焼く行事もありますので、そこに出されるのが良いでしょう。
詳細は、お近くの神社やお寺などに問い合わせて下さい。
どんど焼きで処分できない場合は、
半紙に包み御塩を少し入れ、感謝の念をもって、
各自治体の指示に従い、護美として、
お出しになればよいです。
まとめ
新年を晴れやかに迎える為にも、
玄関には、しめ飾りを飾りましょう。
しめ縄や門松が飾れたら言うことなしです。
飾るのは、12月27、28日がオススメです。
処分は、近くの神社やお寺でどんど焼きがあれば、
そこにお願いするのがベストです。
どんど焼きがない場合は、半紙に包み御塩を少し入れ、
感謝の念をもって、各自治体の指示に従い、
護美として出して下さいね。