なるほどサイト

あなたの「はてな?」に、お答えします!

*

偲ぶ会に香典袋は必要か?表書きの書き方?金額の目安?辞退されたら?

   

自由な形式で行われる偲ぶ会は、葬儀と異なる点も多いですよね。

香典袋や、表書き・包む金額など、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は偲ぶ会に参加する際の香典の有無について、ご紹介します。
香典の表書きや、一般的な金額の目安・辞退された場合なども
合わせてチェックしてみましょう。

スポンサーリンク

偲ぶ会に香典袋は必要か?

偲ぶ会は亡くなった人を偲び、
思い出を語り合いながら自由に過ごす会です。

亡くなった人を弔う葬儀とは異なり、
・宗教
・宗派の形式
はありません。

服装もフォーマルな喪服ではなく、平服で参加することが出来ます。
葬儀のような形式がないのが特徴ですが、香典は持参するものなのでしょうか。

・偲ぶ会でも香典は必要になるケース

故人を偲ぶ会は、遺族や、故人と親しい間柄の人が中心となり行われます。
開催する際には、

・偲ぶ会の案内状 (手紙)
・会場の使用料
・お酒や軽食などの飲食代
・司会などの手配料

が費用としてかかります。

 POINT! 

亡くなった人や、遺族・偲ぶ会の発起人のことを考え
「香典」として気持ちを表すのが、参加する側のマナーと言えるでしょう。

偲ぶ会の香典袋の表書きの書き方?

偲ぶ会は葬儀と違い、宗教の形式にこだわりはありません。
しかし、香典の表書きには、どんな書き方をすればいいか迷いますよね。

偲ぶ会に持参する、香典袋の表書きについて見てみましょう。

・香典の書き方にも、形式は必要ない

表書きには、
・「御霊前」
・「御仏前」
など、仏教の習慣に合わせて、書き方を変える場合があります。

しかし宗教にこだわった行事ではないので、
偲ぶ会にはそのような表書きは必要ありません。
香典袋の表書きには、

・「御香典」
・「御香料」
・「御花料」

など、「偲ぶ会のため」という名目がわかる書き方であればOKです。
葬儀ではないので、色の薄い毛筆にこだわって、書く必要もありません。

また表書きに、自分の氏名をフルネームで書き添えると
香典を受付で、分別しやすくなります。

偲ぶ会の香典の金額の目安?

香典を出す時は、実際にいくら包めばいいのか気になりますよね。
一般的な目安は、いくらぐらいなのでしょうか。
相場は、10,000円~20,000円程度です。

偲ぶ会の香典は、葬儀の香典と同じ金額を包んでいる人が多いです。
亡くなった人と親しい間柄の場合は、
20,000円よりも多く包んだ方が良いのでは…と思う人もいるでしょう。
その場合は平均より多く包んでも、咎められるわけではありません。

スポンサーリンク

しかし香典は、あくまで亡くなった人を偲ぶ会のためのお金です。
香典を集めることで、主催者側に多く儲けが出てしまうと、
あまりいい印象を受けないですよね。
葬儀のように参加者から、10,000円~20,000円程度の香典を集めれば、
偲ぶ会にかかる費用は、ほとんどまかなうことが可能です。

香典に包む金額は、亡くなった人との間柄を考え
「10,000円から20,000円」を目安にすると良いでしょう。

偲ぶ会で香典辞退されたら?

偲ぶ会によっては、「香典辞退」と掲載されている場合もあります。
この場合は、本当に香典を持参しなくても良いのでしょうか。
・「香典辞退」とある場合は、持参しないのがマナー

案内状など、事前に「香典辞退」が通達されている場合は、
香典は持参しないのがマナーです。

香典以外で、自分の気持ちを示したい場合は、

・弔電
・供花

などで、亡くなった人を弔う気持ちを示すことも出来ます。

しかし「弔電・供花の辞退」が、案内状に記載されている場合は、
主催者側の気持ちを汲んで、贈らないように気を付けましょう。

・香典ではなく、「会費制」のケースもある

偲ぶ会は葬儀と違い、地域性の風習や、形式に決まりがありません。
香典ではなく、一律の会費制を行うケースも増えています。

案内状に「会費の金額」が記されているので、
参加側としてもわかりやすいですね。
会費と別に、香典を包む必要はありません。
案内状の通りに記された金額を、受付で払いましょう。

まとめ

偲ぶ会に参加する時は、香典に悩んでしまう人も多いですよね。
偲ぶ会は葬儀とは違い、宗教・宗派によるルールがないので
葬儀のように、細かく形式を気にする必要はありません。

しかし基本的に香典は、偲ぶ会でも必要です。
・表書きは「御花料」、「御香料」などの書き方で
・包む金額は、10,000円~20,000円が相場
・多過ぎると遺族や、主催者の負担となる場合もあり
上記の点を踏まえて、準備しておくのがおすすめです。

また「香典辞退」という旨が、案内状に記載されているケースもあります。
その際は遺族や、主催者側の意志を尊重し、
香典は持参せずに参加しましょう。
どうしても自分の気持ちを示したい時は
「弔電」・「供花」という形で、
弔いの気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

偲ぶ会は、遺族は主催者側の意志を尊重することが、
最大のマナーとなります。

案内状に「香典辞退」や、会費制の記載がある場合は、
気持ちをくみ取り、案内状に乗っ取って参加しましょう。

偲ぶ会の香典について悩んだ時は、
今回の内容を参考にしてみてください。

 - 喪中