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偲ぶ会の挨拶のマナーで遺族の場合は?友人だと?文例と例文は?

   

偲ぶ会での立ち振舞いは、葬儀よりも形式がなく、迷ってしまうことはありませんか?
代表者として挨拶を行う時は、言葉選びも大変ですよね。

今回は偲ぶ会での挨拶や、文例について調べてみました。

自分が遺族側になる場合や、
友人の場合など、異なる立場の挨拶のマナーもご紹介します。
是非参考にしてみてください。

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偲ぶ会の挨拶のマナーで遺族の場合は?


偲ぶ会は葬儀とは違い、喪主が挨拶を行うといった決まりはありません。
遺族として挨拶を行う時は、どんなことに気を付けると良いのでしょうか。


・偲ぶ会の参加者に、労いの言葉をかける


遺族は偲ぶ会を主催する側の立場、もしくはそれに近い立場になります。
まずは参加してくれた人たちに、感謝の気持ちを込めた言葉を送りましょう。

・本日はお忙しい中、◯◯(亡くなった人の名前)を偲ぶ会にお集まりいただき
 誠にありがとうございます。
・本日はご多忙の中、○○(亡くなった人の名前)を偲ぶ会を開催していただき
 厚く御礼申し上げます。

このような言葉から、挨拶を始めるのがおすすめです。

 POINT! 
・思い出話はコンパクトにまとめる

亡くなった人とのエピソードを話す時は、簡潔にまとめることが大切です。
思い出を話す時は、つい感情的になってしまい
話が長くなりがちです。

しかし挨拶を行うタイミングは、偲ぶ会をお開きにする終盤という時もあります。
参加者を疲れさせないためにも、思い出話はコンパクトに、
事前に要点を抜き出して、まとめておきましょう。

偲ぶ会の挨拶のマナーで友人の場合は?


友人の立場から、偲ぶ会の挨拶を頼まれることもありますよね。
また遺族に代わり、偲ぶ会を主催するというケースもあります。
友人の立場から、挨拶を行う時のマナーを見てみましょう。


・亡くなった人との関係性を話す


偲ぶ会に参加した人の中には、挨拶を行う代表者と
亡くなった人との関係性を詳しく知らない人も多いです。

・いつ頃から友人になったのか
・一番思い出に残るエピソード

などを挨拶の中に入れると、話がわかりやすくなります。

・ネガティブな言い回しは控える
 

挨拶には遺族や、参加した人が不快にならない言葉使いを選びましょう。
親しい間柄で、よくふざけ合った仲だったとしても
差別するような物言いは、周囲の人にネガティブな印象を与えます。

苦楽をともにしたエピソードや、友人ならではの思い出を振り返り
亡くなった人を送り出す温かい言葉で、挨拶を締めくくりましょう。


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偲ぶ会の挨拶の文例と例文は?


偲ぶ会の挨拶は、決まった形式はありません。
しかし話下手な人の場合、
どんな内容を話したらいいか困ってしまうのではないでしょうか。
偲ぶ会の挨拶の例文を調べてみました。


・遺族側として挨拶をする場合

遺族の挨拶は、

・偲ぶ会の開催時
・献杯時 (乾杯)・終わりにさしかかった頃

のいずれかに行います。

挨拶が長過ぎたり、短過ぎても不自然な印象を与えますよね。
5分~10分程度の内容で、話の全体をまとめるのがマナーです。

「遺族親族を代表いたしまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
本日はお忙しい中、○○(亡くなった人との続柄)
○○(亡くなった人の名前)の偲ぶ会を開催いただき、厚く御礼申し上げます。

生前○○は~、
【本人の人柄がわかるエピソードを1~2文にまとめる】

【亡くなった時の様子を1~2文にまとめる】
 ○月○日静かに息を引き取りました。

 故人生前賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。
 簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせて頂きます。
 本日はお集まりいただき、誠にありがとうございました。」

・友人として挨拶を行う場合
 友人として挨拶する場合は、参加者よりも遺族へ
 亡くなった人の思い出を伝えるような内容にまとめるのがポイントです。
 具体的な文例を見てみましょう。

「○○さん、友人を代表して謹んでお別れの言葉を申し上げます。
○○(ニックネームなど)とは、○○で出会ったのがきっかけでした。

【出会った時の印象や、関係性を1~2文にまとめる】

【本人の人柄がわかるエピソードを1~2文にまとめる】」
○○、どうぞ安らかにお眠りください。
またあなたとお会い出来る日まで、少しのお別れです。

○○、出会ってくれて本当に心よりありがとう。
友人代表 ○○より(自分の名前)」

まとめ


偲ぶ会は葬儀と違い、形式が決まった挨拶をする必要がありません。
しかし自由に話す挨拶程、内容に悩んでしまう人も多いですよね。

遺族側の立場で挨拶をする場合には

・参加者へ感謝の言葉をかける
・挨拶は5~10分程度の長さに留める
・思い出話はコンパクトにまとめる

3つのポイントを心がけると良いでしょう。

また参加した友人側として、挨拶を頼まれるケースもありますよね。
その際には、

・亡くなった人との関係性
・親しい間柄だからこそのエピソード
・ネガティブな表現は避ける

このような点を含めて、挨拶を行うのがおすすめです。
また上手く話そうと緊張せずに、自分の言葉で気持ちを表すことが大切です。
文例に捕われ過ぎず、亡くなった人へお別れの気持ちを
しっかりと伝えることを心がけましょう。

偲ぶ会での挨拶に悩んだ時は、今回の内容を参考にしてみてください。

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