結婚式の祝儀袋の書き方は?中袋はどうする?包み方は?
2019/05/19
結婚式の招待状を受け取ると、
とても嬉しいものです。
特に初めて招待状を受け取った場合は尚更ですね。
当日はおめかししてお祝いに駆けつけることになる訳ですが、
一緒に持っていくご祝儀袋のことがよくわからない
という方が多いようです。
ご祝儀袋って、何か決まり事でもあるのか、
よくわからない?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
結婚式の祝儀袋の書き方は?
一般的には、
祝儀袋の表書きは、あなたの姓名を書きます。
名字だけでなく、名前もしっかり書きます。
名前を書く際は、以下の事に注意して書いて下さい。
- 袋や水引きとのバランスを考える
- 文字の大きさもバランスよく書く
- 水引きにかからないように、少し下がったところから書く
基本は、毛筆。
筆ペンで大丈夫です。
万年筆やボールペンの使用は厳禁です。
どうしても筆タイプで文字を書くのが苦手な方は、
黒のサインペンで代用しましょう。
もちろん、色は黒で書きます。
決して、薄い黒、かすれた黒は使ってはなりません。
おめでたいことは慶びを表す意味でも、濃い墨で書いて強調します。
一方、薄い黒やかすれた黒は、弔事の時に使います。
悲しみの涙で墨が滲む気持ちを表すために、薄い黒で書きます。
この場合は慶びを表す為、必ず濃い黒を使います。
夫婦連名で書く場合は、
表書きは、まず夫の名前をフルネームで中央に書きます。
そして、夫の名前の左側に妻の名前を書きます。
妻は名前だけ書きます。
結婚式の祝儀袋の書き方で中袋はどうする?
中袋の表側の中央に縦書きで、金額を書きます。
こちらも万年筆やボールペンではなく、
筆ペンを使いましょう。
数字は、漢数字を使います。
たとえば、3万円贈る場合は、
「金 参萬円」と書きます。
金の文字と金額の数字の間は少し離して書きます。
<ご祝儀袋の中袋の金額の書き方>
金額 | 略式 | 正式(旧字体) |
5,000円 | 金 五千円 | 金 伍阡円 |
10,000円 | 金 一万円 | 金 壱萬円 |
20,000円 | 金 二万円 | 金 弐萬円 |
30,000円 | 金 三万円 | 金 参萬円 |
50,000円 | 金 五万円 | 金 伍萬円 |
100,000円 | 金 十万円 | 金 拾萬円 |
中袋の裏側は、左側、上部から少し離して、
郵便番号、住所と氏名(名字と名前)を
全て漢数字で書きます。
結婚式の祝儀袋の中袋の包み方は?
中袋へのお金の入れる向きですが、
お札の表側(肖像画のある側)が
中袋の表側に向くように、
かつ、肖像画が上側に来るように入れます。
お祝いごとなので、新札を準備します。
お金を中袋に入れたら、ご祝儀袋で包みます。
中袋の表側と祝儀袋の表側は、同じ方向を向くように包みます。
また祝儀袋を横からみたとき、上下の折り返しは、
必ず下からの折り返しが上になるように折ります。
注意点ですが、祝儀袋から中袋を取り出す時は、
一旦ご祝儀袋を開くことになります。
その時、後で中袋を入れる時のことを考えて、
必ず折り方を覚えておきましょう。
まとめ
結婚式の招待状を貰ったら、できるだけ出席して、
二人の門出をお祝いしてあげましょう。
ご祝儀袋は、結び切りの水引のものを選んで、
あなたの名前をフルネームで書きます。
中袋の表側には、金額を、
裏側には、郵便番号、住所と名前(名字と名前)を
全て漢数字で書きます。
当日は、祝儀袋を袱紗(ふくさ)に包んで、
受け付けに「おめでとうございます」とお祝いを述べてから、
袱紗(ふくさ)から祝儀袋を取り出して、心を込めて贈りましょう。