花粉症の薬の副作用は?アレグラの場合はどうか?ステロイドは?
2019/05/21
花粉症の方には、春は憂鬱な季節ですね。
花粉症の対策では、薬に頼る方が多いです。
でも花粉症の薬で気になるのは、やっぱり副作用。
花粉症の薬って、色々あるので、副作用の内容も様々です。
「花粉症の薬の副作用は、眠気だけ!」
と聞きますが、本当に、そうなのか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
花粉症の薬の副作用は?
基本的に、
花粉症の薬に含まれる成分によって、
眠気を引き起こすものや、消化器系や中枢神経に
副作用を引き起こすものがあります。
また薬の飲み合わせにも注意が必要な場合や
持病の症状を悪化させる場合もあるので、
実際に服用する前に、しっかり副作用について
確認することをオススメします。
主な花粉症の薬と副作用の症状としては、
・ザイザル・・・・・頭痛
・ポララミン・・・・眠気
・ペリアクチン・・・肥満
・ヒスタール・・・・めまいと動悸
・アレグラ・・・・・生理不順
などがあります。
花粉症の薬は、耳鼻咽喉科で処方してもらっても、
市販薬でも種類が豊富に用意されており、
容易に入手可能です。
ただいずれの薬も
・眠気
・頭痛
・下痢
・便秘
・めまい
・動悸
・肥満
・生理不順
など様々な副作用を引き起こす可能性があるので、
服用される時は、事前に医師や薬剤師に相談して、
想定される副作用を十分確認しましょう。
花粉症の薬の副作用でアレグラの場合はどうか?
一般的に、
アレグラは、第二世代の抗ヒスタミン薬の一種で、
比較的、副作用が少ない薬の代表格です。
特に、眠気の副作用がないとされています。
その為、耳鼻咽喉科でも処方される機会が多いです。
特に目のかゆみや蕁麻疹などいろいろなアレルギー
症状に効果があるようです。
ただこのアレグラは、花粉症を根治する薬ではなく
症状の原因となっているヒスタミンや化学物質を抑える、
言わば対処療法の一種であるということです。
花粉症のシーズンが始まる前から服用を始めることで、
予防効果が更に高まります。
ただし、極稀に、重篤な不整脈の報告があり、
副作用がゼロというわけではありません。
他の副作用としては頭痛や吐き気といったものが
ありますが、かなりまれなケースなので、
特に気にする必要はないでしょう。
一方、アレグラは副作用が他の薬よりも少ない分
効果に関しては劣っているのではないかという意見も
耳にします。
いずれにせよ、初めて花粉症の薬を飲むのであれば、
副作用が少ない、このアレグラを服用されることを
オススメします。
花粉症の薬でステロイドの副作用はどうか?
一般的に、
重症の際に、一時的に服用する場合は、それほど害はありませんが、
中長期に渡って服用する場合には、感染症や副腎機能の抑制などの
副作用が心配されるので、オススメできません。
ステロイド薬には、主に炎症を抑える効果や
アレルギー反応を抑える作用を目的に使用されます。
ステロイド薬には、アレルギーの原因物質であるアレルゲンを
いち早く取り除く効果があるので、重症の際に、
一時的に処方される場合があります。
ステロイド薬の効果は強力ですが、
副作用が深刻になる場合があるので、
よほどの重症な花粉症の患者でない限り、
内服のステロイド薬を処方する医師はほとんどいません。
一方、アレルギー性鼻炎は、その炎症部位が鼻に
限られるので、鼻噴霧用ステロイド薬はオススメです。
鼻噴霧用ステロイド薬はアレルギー性鼻炎の
・くしゃみ
・鼻みず
・鼻づまり
の3大症状すべての改善効果に優れ、
なかでも鼻づまりに大変高い効果を有することが特長です。
鼻噴霧用ステロイド薬の場合は、鼻に少量投与するだけなので、
内服する場合に比べて、副作用も断然少ないです。
また鼻噴霧用ステロイド薬の場合は、
直接に鼻の炎症部位に投与することで、
内服のステロイド薬に比べ、薬の量が少なくても
十分な効果が得られます。
更に、内服薬のように全身へ作用することがないので、
身体の他の部位への影響もほとんどありません。
また、ほかの薬との飲み合わせの弊害もない為、
ほかの疾患で治療中の場合でも心配なく使えます。
まとめ
花粉症の対策はやはり薬に頼るのが一番簡単です。
でも薬によっては、副作用が出たりするので、
注意が必要です。
耳鼻咽喉科で診察してもらって、
薬を処方してもらう時には、
薬の副作用の有無や内容、程度に関して、
十分確認しましょう。
早く、自分に合った薬を見つけて、
少しでも快適に花粉の季節を過ごしたいですね!