飴の賞味期限切れは食べても大丈夫?どれくらいもつ?1年は大丈夫?
この記事では、飴の賞味期限切れについて、
詳しくまとめています。
お菓子などはどうしても数量が決まっていて、
一度に食べきれないことが多く、残りやすいものです。
特に飴は、元々長期保存がし易いものなので、
長く保存(保管)されてしまっているケースが良くあります。
忘れ去られていたものが入れ物ごと発見されたということも
あると思います。
そういった飴について、
どのくらいの期間であれば食べることができるのか、
賞味期限切れについて、詳しくまとめましたので、
是非参考にして下さい。
飴の賞味期限切れは食べても大丈夫か?
一般的に、飴の賞味期限は、
未開封のままか、開封したかによって、大きく異なりますが、
賞味期限切れから2,3カ月経過しても、大丈夫です。
飴は一般的なお菓子の中でも、
長い期間食べることができる食べ物です。
特に未開封の場合はかなり長い間保存することができます。
ポイントは空気に触れるかどうかです。
未開封で空気に触れない状態であれば、
あまり品質に変化はありません。
開封して空気にさらすと賞味期限は短くなります。
「賞味期限」とは、安全性、味、風味などが保証できる、
美味しく食べられる期間のこととされています。
似た言葉の「消費期限」とは違います。
賞味期限を過ぎていても、
すぐに食べられなくなるというものではありません。
飴の主要成分は砂糖です。
砂糖や塩は保存食品の分類になります。
砂糖は糖分が高く、水分が少ないという特徴があります。
それなので菌が繁殖しにくい環境となり、
腐敗が進みにくくなります。
海外では、昔から冬に備えて果物を、
砂糖漬けにする習慣があります。
これは砂糖の特徴を使って果物を長期保存するためです。
飴の賞味期限はどれくらいか?
基本的に、
飴の賞味期限は「1年」とされています。
開封した場合は、保存の環境の影響を大きく受けます。
湿気があったり、温かい場所だったりした場合は、
状態が早く悪くなってしまいます。
保存の状態にもよりますが、
開封から2ヶ月くらい経つと、
味や風味が変わってきてしまいます。
未開封の場合は、開封したものと比べると
品質が悪くなるのに時間がかかります。
ただし、目安として1年を目処にすると良いでしょう。
開封した場合、未開封の場合、
また、箱などを処分してしまい賞味期限が
分からないような場合でも、
食べる前に、以下の内容をしっかりとチェックしてから、
食べられるかどうか、判断されると良いでしょう。
1.飴自体がベトベトに変質していないかどうかの確認:
まず、包装紙からさっと取り出せるかどうかがポイントです。
ベトベトして包装紙にくっついてしまっているような場合は
変質している可能性があります。
2.変色の有無確認:
また、見た目上、変色がないか、
その他の異常がないかの確認をします。
3.におい、特にすっぱいにおいの有無確認:
変なにおい、すっぱい感じのにおいがしないかの確認もします。
変なにおいがした場合、
飴の中の砂糖以外の成分(香料、アミノ酸など)が
劣化している可能性があります。
以上のような内容を確認して、いずれにも該当しなければ、
食べても大丈夫です。
色々チェックして大丈夫そうと判断してもなお、
ちょっとそのまま食べるのは少し気が引けるような場合は、
紅茶などに甘味をつける際に利用するなどの方法があります。
飴の味が紅茶に移り、
ほんのり甘い美味しい紅茶になるので、一度お試しあれ。
飴の賞味期限は1年ぐらいか?
一般的に、
常温で保存した場合は1年くらいが賞味期限とされています。
しかし、保存の状態によって変わってきますので注意が必要です。
実は、長期保存できる飴も存在します。
それは「防災備蓄用」の飴です。
常温で5年から6年保存ができるとされています。
缶に入っており、災害時などに
栄養補給ができるようになっています。
飴は糖分を中心として様々な栄養素を、
補給することができるので非常に便利です。
緊急避難袋に1缶入れておくと良いですね。
冷蔵庫で保存した場合は、より長く保存できるのですが、
冷蔵庫から取り出す時に注意が必要です。
冷蔵庫から取り出すと、湿気の関係でべたつくので、
持ち運ぶ際に注意が必要です。
飴はお店で買うこともありますが、
自分で作ることもできます。
べっこう飴などがその例です。
砂糖しか使わず作った場合は冷やして2、3日すると
「結晶化」を起こします。
一度溶けた砂糖が再び結晶化したものなので、
食べるには問題はないのですが、
食感(舌触り)がざらりとしていて、
本来の風味と異なってきています。
べっこう飴を作る際、
水飴を使うと結晶化を防いで美味しい飴を、
長持ちさせることができます。
まとめ
今回、飴の賞味期限について、
詳しくまとめました。
飴は、未開封か、開封して空気に触れさせたかどうかで、
実質上の賞味期限も変わること。
賞味期限がわからない場合、食べる前に、
包装紙からさっと取り出せるかどうか、
変色していないかどうか、
変なにおい、すっぱいにおいがしないかどうか、
チェックすること。
砂糖が主成分ということから、
飴は長期保存ができるタイプの食べ物であること。
そういった性質を利用して、
防災用の非常食の一つになっていること。
スペースを取らない割に、
エネルギー摂取量が高いこと。
非常に良くできた防災用食品でもあり、
いざっという時に重宝するので、
防災用のカバンに1缶入れておくと良いことを
ご紹介しました。
本記事が、飴の賞味期限切れについてのお悩み解決に
少しでもお役に立ちましたら、とても嬉しいです。