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迎え舌の子供はマナー違反!病気なのか?治し方は?

   

「迎え舌」という言葉に、
あまり馴染みのない人もいるかもしれません。

分かりやすく言うと、
食事の際に舌を出しながら食べてしまう仕草のことを指します。

「くちゃくちゃと音を立てて食べる」
「肘をついて食べる」
などと同じくマナー違反とされるものです。

食事のマナーは、普段から気をつけておくべきで、
その内容を知っておくことは大切です。

今回の記事では、マナー違反である迎え舌について、
まず最初にお伝えしていきたいと思います。

それから、

・迎え舌は病気なのか
・迎え舌の治し方

それぞれについてお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

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迎え舌の子供はマナー違反!

基本的に、迎え舌は、
子供だけでなく、大人に取ってもマナー違反です。

食べ物を食べる際、
マナー違反とされるものがいくつかあります。

先ほどもお伝えした、
「くちゃくちゃと音を立てて食べる」
「肘をついて食べる」
などがそうです。

他にも、
「箸で人を指す」
「迷い箸」
などがあります。

ただこういったものは国によって違う場合もあり、注意が必要です。

例えば、日本ではお蕎麦などを、「ズズー」と、
音を立てて食べることはマナー違反ではありません。

ところが、西洋ではそういったことはマナー違反となります。

こういった食事のマナーに関するもので、
「迎え舌」と言うものがあります。

あまり日常的に使われる言葉ではないので、
聞いたことがない人もいるかもしれません。

簡単に言うと食べる際に、舌を出しながら食べることです。

 POINT! 

食べている時に周りの人に舌が見えると、
それを不快だと感じる人が多いです。

周りを不快にさせる食べ方なので、
マナー違反だとされます。

特に子供はそういった食べ方をしがちなので、
周りにいる大人は、特に注意をしたいものです。

迎え舌は病気なのか?

基本的に、迎え舌は病気ではありません。

ごく稀に、口腔内の変形などが原因とされる場合がありますが、
ほとんどの場合は、食べる際の癖のようなものです。

子供は少しずつ成長していきます。
大人と比べると、顎の発達が十分でない子どもは、
食べる際に舌が出やすい傾向があります。

食べるものを落とさないようにしようとして、
舌が出てくるということがよくあります。

幼児期に親が食べ物を落とさないように、
あまりに厳しくしつけようとすると
迎え舌になりやすいとされています。

食べ物を落とすこともマナー違反ですが、
それと同様に迎え舌もマナー違反なので、
そのバランスが大事になります。

また、やわらかい食べ物ばかりを食べていると、
顎の発達が十分できません。

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乳幼児はミルクから離乳食へと変えていく際、
やわらかい食べ物から食べていきます。

次の段階として、少しずつ大人と同じような、
少し歯ごたえのあるような食べ物にも
慣れていくことが大切です。

そういった中で、顎が発達し、
舌の動きも上手になってきます。

迎え舌の治し方は?

一般的に、迎え舌の治し方は、
顎の発達が未熟だと舌が出やすい傾向がある為、
子供であれば、歯ごたえのある食べ物を食べさせて、
顎の発達を促したり、食べる時に一口の量を減らすように、
指導することです。

簡単なものでは、
「少し歯ごたえのある食べ物を増やす」ということです。

子供が好きな食べ物ランキングなどを見ると、
「カレー」
「パスタ」
「ハンバーグ」
など、あまり歯ごたえのないものが多いです。

昔はよく食べられていた、
「メザシ」
「きんぴらごぼう」
などはしっかりと噛みながら食べる食べ物です。

和食だけではありませんが、
こういった噛みごたえのある食べ物を増やしていくことで、
子供の顎の発達が促されます。

それが舌の動かし方に、大きく影響を与えます。

また、食べ方の問題では、
「一口の量を減らす」ということもあります。

一気に食べようとして、
たくさんのものを口に入れようとすると、
どうしてもこぼさないようにと無意識に、
迎え舌になりやすい状況になります。

どんな食事であっても、一度に口に入れる量を、
コントロールすることで、迎え舌に、
ならないようにすることができます。

それと、子供の周りにいる大人が注意してあげることも大切です。

迎え舌になっている子どもは、
自分自身でそのことに気づいていないことが多いです。

食べる際に鏡を見ながら食べるということはほとんどありません。

「肘をついてしまう」
「箸の使い方が不適切」
などは自分で見ることができるものなので、
自分でも認識がしやすいです。

しかし、迎え舌は自分で見ることができないので、
そういった状態を自分で理解していない場合もあります。

周りにいる大人、特に親が子供のそういった姿に気づき、
それを伝えて、躾けることが大切です。

まとめ

本記事では、迎え舌について、詳しくお伝えしました。

迎え舌は、
子供だけでなく、大人に取ってもマナー違反であること。

迎え舌は病気ではないこと。

迎え舌の治し方は、
顎の発達が未熟だと舌が出やすい傾向がある為、
子供であれば、歯ごたえのある食べ物を食べさせて、
顎の発達を促したり、食べる時に一口の量を減らすように、
指導することであることをお伝えしました。

食事のマナーは子供の頃に、
きちんとしたものを身につけておくことで
大人になってから恥をかかないで済みます。

周りにいる大人の役割が大事になってきます。
大人の積極的な関わりが大切でしょう。

本記事が、食事のマナー違反である迎え舌の理解、
対処法に少しでもお役に立ちましたら、嬉しいです。

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