鏡餅の食べ方で電子レンジが便利!真空パックはどう?焼くの人気か?
この記事では、
鏡餅の食べ方で電子レンジを使って、簡単に柔らかくする方法や、
真空パックの鏡餅の食べ方、焼く場合のおすすめの方法などについて、
詳しくご紹介しています。
お正月の飾り物の鏡餅ですが、
いざ食べようと思っても、食べ方などに困ってしまうことがあります。
最近は真空パックに入ったものなどもあります。
昔からある大きな塊になったものにしても、
真空パックのものにしても、少し食べにくい面があります。
しかし、鏡餅を食べることで、
鏡餅に宿る年神様のパワーを授かり、
一年を無病息災で過ごせるとされています。
鏡餅、どうせ食べるならおいしく頂きたいものですね。
この記事では、
鏡餅の食べ方について、詳しくまとめましたので、
ぜひ参考にして下さい。
鏡餅の食べ方で電子レンジが便利?
基本的に、
鏡餅の食べ方では、電子レンジを使って、
簡単に柔らかくするのがポイントです。
鏡餅は日本に古くからある風習です。
調理の仕方にも工夫が必要になってきます。
武士の時代、「切る」ということが、
切腹を連想させることから、
鏡餅は切って食べることは行っていませんでした。
硬くなった鏡餅をトンカチで割って食べていました。
タイミングとしては、1月11日の鏡開きの日に食べます。
元々は1月20日に鏡開きが行われていました。
ところが、江戸時代に鎧兜にお供えしていた具足餅を食べる、
「具足開き」を1月11日にすると決めたことから、
多くの地方でその日に合わせて鏡開きをするようになりました。
ただし、関西では1月15日に鏡開きをする地域もあります。
まず気になるにが、鏡餅に付いたカビです。
冬場でもやはり生ものにはカビが生えることがあります。
鏡餅も同様で、飾っている間に、
カビが生えてしまうことがあります。
カビが生えた場合は、表面を削って取り除くのが、
一般的な方法です。
しかし、カビは表面だけでなく、
奥まで入り込んでいることがあるので、多めに削りましょう。
その上、水の中に沈めるという方法もあります。
カビは空気が無いと生きていくことができないので、
空気を無くしてしまうという方法です。
水は腐ってくるので、水は頻繁に変えて下さい。
さて、無事にカビを取り除けたら、
次にやることは、カチカチの固い鏡餅を柔らかくします。
電子レンジを使う方法がおすすめです。
硬い鏡餅を水にくぐらせ、水で濡らした皿にのせ、
ラップをかけてからレンジでチンします。
あまり大きなものでなければ、
水を張った耐熱容器に入れて、
ラップをしてチンするという方法もあります。
簡単に柔らかくなります。
ただし、注意しないと、柔らかくなり過ぎて、
水の上にお餅が広がるようになってしまいます。
ある程度柔らかくなったら、
小さく丸めてお汁粉などに入れることができます。
ここまで準備ができたら、
次においしい鏡餅の食べ方を、見ていきましょう。
●揚げ餅:
「揚げ餅」は、小さく割いた餅を油で揚げていくものです。
大きさは2センチ程度がおすすめです。
低温の油で揚げていき、全体に揚がったら少しだけ油を取り、
醤油などで味を付けていきます。
醤油以外にも砂糖醤油、カレー味、七味醤油、塩などもお勧めです。
●ゆで餅:
「ゆで餅」は、硬くなったお餅を茹でていくものです。
柔らかくなったものにきな粉をまぶせば、「きな粉餅」になり、
あんこを付ければ、「あんこ餅」になります。
●お雑煮:
お雑煮を作って、そこにお餅を入れてもおいしいです。
●餅巾着:
「餅巾着」は、鍋の具です。
小さくしたお餅を油揚げの中にいれ、
「餅巾着」にするという方法もあります。
いずれの食べ方でも鏡餅をおいしく食べられるので、
それぞれの食べ方に挑戦されることをおすすめします。
鏡餅の食べ方で真空パックはどうか?
基本的に、
真空パックの鏡餅は、そのまま調理しても問題ありません。
真空パックの中に、小さな切り餅や丸餅が入っている場合は、
そのまま調理すれば良いので問題はありません。
大変なのは、かたまりのお餅が入っている場合です。
真空パックの中では、硬くない状態になっているので、
トンカチで割ることはできません。
かといって手でちぎることもできません。
こういった場合には、
そのままお餅を茹でてしまうことをおすすめします。
10分から15分ほど茹でます。
中身を取り出すと手でちぎれる程度に柔らかくなっています。
この時、注意が必要なのが「火傷」です。
お餅はとても熱くなっているので、
手に冷たい水を付けながらやるなどの工夫が必要です。
正月早々、餅を食べる準備をしていて、やけどなんかしたら、
目も当てられません。
ぜひ、気を付けて下さいね。
鏡餅の食べ方で焼くのが人気か?
一般的に、
鏡餅は、焼いて食べるのが、
簡単で尚且つおいしく食べることができるのでおすすめです。
小さく割ってからは普通の切り餅と同じように、
焼いて食べることができます。
醤油などを付けて焼き、海苔を付けて食べると、
とてもおいしく召し上がれます。
一般的にはガスコンロなどで焼くのですが、
もし可能であるならば、七輪を使って炭で焼くと、
さらにおいしく食べることができます。
正月に昔の暮らしを想像しながら食べる焼き餅は、
さらにおいしいものになると思います。
小学校では3年生の社会科の授業の中で、
「昔の人の暮らし」という単元があります。
学校によっては、七輪を使ってお餅を焼く体験を
しているところもあります。
もしご家庭で、子供さんに、
七輪を使って炭でお餅を焼いて食べる経験をさせることができたら、
子供さんへの教育にも良い影響を与えることでしょう。
まとめ
この記事では、
鏡餅の食べ方で電子レンジを使って、簡単に柔らかくする方法や、
真空パックの鏡餅の食べ方、焼く場合のおすすめの方法などについて、
詳しくご紹介しました。
少し食べにくい面があるので、
食べずに捨ててしまう人もいるようですが、
それはもったいない話です。
記事の中でのご紹介したように縁起物なので、
その年が幸せであることを願いながら、
少しだけ手間を掛けて、家族で食べたいものです。
この記事が、鏡餅を食べる時に、おいしく簡単に食べるのに、
少しでもお役に立てましたら、とても嬉しいです。