ドライフラワーって何?手入れは必要か?保存期間は?
2019/05/25
身の回りに、ドライフラワーを、
飾る方が増えています。
自分もこのドライフラワーを
洗面台にでも飾ってみようと思いました。
しかしよく考えたら、
「ドライフラワーって何なのか、よく知らない」
ことに気が付きました。
「ドライフラワーって花を乾燥させたもの!」
と言いますが、本当に、そうなのか?
何か気をつけないといけないことはないか、
不安な方は、ここでしっかりと
確認して下さいね。
ドライフラワーって何?
一般的に、
ドライフラワーは、観賞用に自然の花を、
乾燥させたものです。
乾燥させる方法は、
・自然乾燥させたもの
・立枯れさせたもの
・乾燥剤その他によって脱水乾燥させたもの
・瞬間的に高熱で処理したもの
・冷凍乾燥させたもの
など、様々です。
一般的に観賞用としては、
自然乾燥させたものがいちばん多いです。
生花などをプレゼントされて、
一日でも長くお花を楽しみたいと思う人が行う
最も簡単な保存方法です。
一例としては、
花を逆さまにして、風通しのいい場所に
吊るしておきます。
そうすることで、
花は自然とドライフラワーになります。
また生花をドライフラワーにするには、
乾燥剤を使う方法もあります。
ドライフラワーの花の色は、
生花に比べて劣化してしまい、
花のしなやかさはなくなってしまいます。
しかし生花に比べて、長期に渡って、
花を楽しむことができます。
同じ花でも二度違った風に楽しめるのも、
ドライフラワーの魅力の一つではないでしょうか。
ドライフラワーは手入れが必要か?
基本的に、
普通の生花のように、
水やりや、日光にあてたり、肥料をやって
手入れする必要はありません。
ただし、ドライフラワーの弱点は、
湿気とほこりです。
ドライフラワーは、周辺の環境、特に、
湿度に大きな影響を受けます。
たとえば、梅雨など湿度が高い時期には、
柔らかくなり、冬場など湿度が低い時期は、
固くなって。形が崩れやすくなります。
これを毎年繰り返すことで、次第に、
色変化や型崩れを起こしてしまいます。
ですから、ドライフラワーは、
直接日光があたらない、
風通しのよい場所に置くようにして、
湿度の変化が最小限になるように
気をつけましょう。
そうすることで、色あせが少なくなります。
またドライフラワーにほこりが溜まってきたら、
こまめにほこりを払うようにしましょう。
湿気でほこりが固まって、
ドライフラワーにこびりついてしまうと、
取り返しがつかなくなるので、注意しましょう。
またほこりを防ぐ為に、
ビンや袋に入れて保存される場合は、
湿気がたまりやすいので、シリカゲル(乾燥剤)を
一緒に入れて乾燥させ、カビなどの発生を防ぎましょう。
ドライフラワーの保存期間は?
一般的に、
ドライフラワーの保存期間は、およそ半年から1年ぐらいです。
2,3ヶ月すると退色し始めます。
徐々に色あせてくる変化を楽しむのもドライフラワーの魅力です。
切り花の生花に比べると、
断然長く楽しめるドライフラワーですが、
少しずつではありますが、変化していきます。
特に、花の種類や飾る場所、
環境によって、保存期間は大きく異なります。
最初と同じ色を保つことができるのは、
短いものでは、2、3ヶ月くらいです。
湿気と直射日光によって傷むのが早まります。
なので、
できるだけ日光の当たらない風通しの良い所に置きましょう。
そうすることが、ドライフラワーを
長持ちさせるポイントになります。
まとめ
最近、身の回りにドライフラワーを、
飾る方が増えています。
個人でも思いの外、簡単にドライフラワーを作って、
楽しむことができるのも人気の秘密かもしれません。
ドライフラワーは通常、2、3ヶ月ぐらいで退色し始めます。
長く持たせるには、ドライフラワーの弱点である
湿気とほこりの対策をきっちり行うことです。
それ以外には、水やりや日光をあててあげる、肥料をあげるなどの手入れは
全く不要ですので、生花に比べると手間はかかりません。
味わいのあるドライフラワーを、
身の回りに飾って、自然の美しさを
大いに楽しみましょう!