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賞味期限切れの豆腐はいつまで食べられる?1ヶ月は無理?未開封だと?

   

冷蔵庫の中で食材を探していたら、
「あっ・・・。」賞味期限が切れてしまった食材が出てきた経験、
皆さんありませんか?

今回のテーマは、賞味期限切れの豆腐についてです。

夏にも冬にも食卓で大活躍してくれる豆腐。
ヘルシーだし、料理のアレンジも簡単な豆腐は、
冷蔵庫に常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。

さらに主婦には嬉しいことに、豆腐のパックは四角く、
横にしてもこぼれないため、ついつい冷蔵庫の隙間に収納してしまいがちです。

未開封の食材を賞味期限が切れているからって、
そのままゴミ箱にポイッ、とするのはさすがに躊躇してしまいますよね。

そこで、賞味期限切れの豆腐はいつまで食べられるのかについて、
お伝えします。
是非参考にしてくださいね。

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賞味期限切れの豆腐はいつまで食べられる?

賞味期限切れの豆腐、本当のところいつまで食べられるのでしょうか?

近年、食品ロスも問題になっており、
農林水産省も「もったいない」を合言葉に、
健康を守りつつも食品を無駄にしないように呼び掛けています。

 POINT! 

そこで今回のテーマである賞味期限切れの豆腐ですが、
正しい保存方法で未開封のものでは、賞味期限が切れても1~2日、
豆腐の種類によっては、1週間以内ならば食べることが出来ます。

では、1~2日過ぎまで食べられる豆腐と、
1週間近く過ぎても食べられる豆腐、一体何が違うのでしょうか?

一般的に思い浮かべる豆腐とは、
パック内の豆腐が、水に浮かんだ状態で売られているものだと思います。

このタイプの豆腐、実はパックに「賞味期限」ではなく、
「消費期限」が記載されており、その期間は当日~5日以内
となっているものが多く販売されています。

消費期限とは、記載されている期限内が、
「安全に食べることの出来る期間」とされています。

豆腐においては、消費期限を1~2日過ぎても問題ないことが多いです。
しかし、見た目や臭いに異常がないことを確認し、
加熱してから食べることをオススメします。

一方、賞味期限が1週間近く過ぎても食べられる豆腐とは、
充填豆腐というタイプです。

充填豆腐は、パック内に水がなく豆腐で満たされているものです。
製造過程でパックごと加熱・殺菌処理が施されているため、
賞味期限が長く設定されています。

加えて、賞味期限は食品を美味しく食べられる期間の目安です。
賞味期限が切れても、その食品はすぐに傷み始めるわけではなく、
状態によっては食べることが出来ます。

ただし、賞味期限は未開封のものを前提として設定されている期間です。
開封してしまった豆腐は種類に関わらず、1~2日で食べきるようにしましょう。

賞味期限切れの豆腐は1ヶ月は無理か?

賞味期限を1ヶ月過ぎた豆腐は食べられません!無理です!
と、言いたいところですが、実は例外があります。

充填豆腐の中でも、あるメーカーが販売している商品は、
賞味期限が、なんと10ヵ月もあります。

その商品に限っては、賞味期限を1ヶ月過ぎてしまっても、
食べられる可能性があります。

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ただし、この豆腐についても、賞味期限を過ぎたものは、
口に入れる際、見た目、臭いを確認し、
加熱してから食べることをオススメします。

また、「賞味期限が近いし、冷凍庫で凍らせれば腐らないよね」
と、豆腐を冷凍、そして1ヶ月後調理!アリです。

凍った豆腐は解凍する際に水分が抜けて、
凍み豆腐のようになります。
そのままでは食べにくくても、煮物にしたり、
ひき肉の中に混ぜ込むなど、アレンジ次第で美味しい料理に大変身です。

ただし、この方法を試す際は、賞味期限を過ぎる前に冷凍してくださいね。

※凍み豆腐とは?
 食品の正式規格上は、「凍み豆腐」と登録されています。
 豆腐を凍結、低温熟成させた後に乾燥させた保存食品です。
 関西以西では、「高野豆腐」、東北以北では、「凍み豆腐」と呼ばれています。

賞味期限切れの豆腐は未開封だといつまで大丈夫か?

たとえ未開封でも基本的に、
消費期限の表示のあるものは、その消費期限まで大丈夫です。
一方、賞味期限の表示のあるものは、賞味期限を過ぎても、
一定の期間は大丈夫です。
この章の後半で、賞味期限が切れた食品がいつまで食べられるか、
その目安を計算する方法をご紹介しています。必見ですよ。

さて未開封の豆腐の賞味期限が切れてしまった場合、
食べられる期間に目安はあるのでしょうか?

そこで重要になってくるのが、
最初にご紹介した賞味期限と消費期限です。

消費期限については、期間が過ぎた食品の安全性は、
保障されていません。
消費期限が過ぎたら基本的には口にしないようにしましょう。

一方、賞味期限については、ちょっと過ぎただけで、
捨ててしまうのはもったいないのです。

では、賞味期限が切れた食品はいつまで食べられるのでしょうか?
賞味期限から消費期限の目安を計算する方法があるので、
ご紹介しますね。

まず、食品の製造年月日を確認し、賞味期限までの期間を計算します。
例えば、製造されたのが2019年7月で、賞味期限が2019年9月の場合、
賞味期限は2か月間(約60日)ということになります。

この期間の10%に相当する日数(この場合は、6日)が、
賞味期限を過ぎてしまってもその食品を食べることが出来る
期間の目安となります。

この方法で計算して、食品を食べる場合は、
保存方法が指定された方法、かつ未開封のものである場合に限ります。

期間内であっても、明らかな見た目・臭いに変化があるものについては、
絶対に口にしないで下さいね。

まとめ

賞味期限切れの豆腐がいつまで食べられるかの目安は、
賞味期限に設定されている期間の10%以内です。

消費期限の場合は、消費期限内に食べることが望ましいでしょう。

一方、開封した豆腐は、賞味期限内でも1~2日で、
食べきるようにして下さい。

傷んだ食べ物を口にすると、食中毒になってしまう危険があります。

賞味期限が切れた豆腐は、今回紹介した期間を目安に、
見た目や臭いを確認した上で加熱調理してから口にしてみてください。
味に異常がある場合は残念ですが・・・処分しましょう。
賞味期限が切れそうな時は、冷凍してしまうのも一つの手ですよ!

いずれにせよ、日頃から食品の買い過ぎには注意して、
出来るだけ食品ロスを出さないようにしたいものですね。

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